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 私は職業柄、文字を書くよりタイピングで打つ方が早い。そういう人は増えているだろうが、まだまだ「打つより書きたい」人が多いのは確か。それに打つ方が早くても、ちょっとした打ち合わせやミーティングにはノートしか持ち込めず、書かざるを得ないと言うこともあるだろう。こうしたときに書く「紙のメモ」をデジタル化するのに便利なのが、ボールペンの軌跡をデータとして記録できるデジタルペンだ。

 今回は、加賀コンポーネントが2009年6月に発売した「Digital Pen & USB Flash Drive KG-DP301」(実勢価格1万5000円)を試してみた。イスラエルEPOS社の製品を日本語化したもののようだ。

図1 加賀コンポーネントの「KG-DP301」。専用デジタルペンとデータ記録用のUSBフラッシュメモリーを内蔵した受信機(レシーバー)からなる。キャリングケースとUSB延長ケーブル(1.2m)も付属
図1 加賀コンポーネントの「KG-DP301」。専用デジタルペンとデータ記録用のUSBフラッシュメモリーを内蔵した受信機(レシーバー)からなる。キャリングケースとUSB延長ケーブル(1.2m)も付属
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 本製品では、ペン先から超音波と赤外線を発してレシーバーで受信し、軌跡をレシーバーに内蔵したフラッシュメモリーに保存する。ペンの位置は超音波をレシーバーの2カ所で受け三角測量の要領で把握し、ペンが紙に触れているかどうかを赤外線で通知する仕組み。タブレットと違い板状のセンサーが不要で、アノト方式という専用用紙を使って位置検知をするタイプでもないため、レシーバーを普段使っている手帳やノートに付けるだけでいい。レシーバーの検知範囲は30センチ四方で、A4用紙サイズまでの大きさに対応している。