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 話題になるようなニュースはないが、MicrosoftがMicrosoft Wordの販売を続けることを許可されたというのは注目に値する。テキサス連邦裁判所はMicrosoftが10月10日以降、Wordを販売すること禁止する差し止め命令を出していた。連邦控訴裁判所はこの命令を却下し、9月後半に予定されていた審問を延期した。

 これはすべて特許侵害にまつわる問題だ。あるカナダの企業が、XMLファイルの読み取りに関して同社が保有している特許をWord 2007が侵害していると主張している。私はこの件の経緯をそれほど詳しく追跡していない。Microsoftは予審法廷で敗訴したが、自社独自の正当な特許を持っているので(Office Open XMLの一部としてライセンスされる予定)、Microsoftは何も侵害しておらず、そのフォーマットは制限されるべきでないと考えているようだ。
詳しくは以下を参照。

 WordはMicrosoftの最大の収入源の1つなので、関連各社にとってはまさに一大事だ。和解はほぼ確実である。Microsoftは訴訟を起こした企業を買収してしまうかもしれない。この件についての最新のニュースはこちらを参照してほしい。

 結果がどうなるにしろ、世界にとってはるかに大きな問題がある。世界の最も重要な文書のほとんどはMicrosoft Wordで作成される。それらの多くはdocxフォーマットで作成される(docxはXMLを使用する)。それらのファイルはWord 97やそれより古いバージョンでは開けないが、それを解決する方法はあるし、Word 97より後のすべてのバージョンには、docxファイルを開く無料のダウンロードがある。