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 マイクロソフトにとって、2010年最大のプロダクトとなるのが、Office 2010である。

 すでに11月からは、ベータ版のダウンロードが開始されており、ユーザーはこれを利用することができる。完成度はかなり高いとの声が多く、安定した動作が話題となっている。ダウンロード開始からわずか2週間で、100万本を突破したという実績も、Office 2010への注目ぶりを裏付けるものといえる。

 すでに米国ではOffice 2010の価格が発表されており、最下位の「Home and Student」が149ドル、「Home and Business」が279ドル、「Professional」が499ドルと、Office 2007と同じ設定。日本でも、Office 2007と同様の価格設定が見込まれる。日本での価格が発表されるのは、もうしばらく先になる。

 発売時期は、2010年前半とされており、パッケージ版は6月になる公算が強そうだ。企業向けのボリュームライセンス版は、Windows 7と同様に、パッケージ版よりも数カ月早くリリースされることになりそうだ。

米国で販売されるOffice 2010のパッケージ。「Home and Student」「Home and Business」「Professional」「Professional Academic」という4種類が提供される。
米国で販売されるOffice 2010のパッケージ。「Home and Student」「Home and Business」「Professional」「Professional Academic」という4種類が提供される。
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 実は、日本ではあまり話題にはならなかったが、Office 2010において、マイクロソフトは世界最大の携帯電話メーカーであるノキアとの提携を発表している。

 全世界に出荷されるノキア製の携帯電話に、携帯電話向けに提供されるMicrosoft Office Mobileを搭載し、WordやExcelが動作することになる。

 これにより、Windows Mobile上での利用に加えて、Symbian OS上でもOfficeが動作。マイクロソフトが標榜する3スクリーン+クラウド環境の実現を大きく進歩させることになる。

 Office 2010は、ブラウザーで利用できる無料のWeb版が話題となっているが、Office 2010の世界的な普及戦略において、ノキアの携帯電話への搭載は、大きな切り札になるのは間違いない。

Symbian OSを搭載したノキアのスマートフォンの上で、WordやExcelが動作するようになる。
Symbian OSを搭載したノキアのスマートフォンの上で、WordやExcelが動作するようになる。