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 Windows 7の機能には、タブレットPCやマルチタッチがあります。本来これらはタッチパネルを装備したタブレットPC用の機能ですが、いくつかの制限はあるにせよ、外付けのタブレットを使っても試せます。それで、筆者はワコムの「Bumboo」という外付けタブレットを使って、この機能を試してみることにしました。接続したのは、NECの「Lavie LJ750」(Core2 Duo U7600 クロック周波数 1.2GHz)です。

購入したワコムの「Bamboo」(型番CTH-460/K0)
購入したワコムの「Bamboo」(型番CTH-460/K0)
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マルチタッチには専用のハードウエアが必要

 Windows 7の新機能であるマルチタッチは、指2本でタッチパネルなどを操作することで、拡大や回転などが行える機能です。Windows 7発売時のニュース番組や富士通のパソコンのテレビCMなどでご覧になった方も少なくないでしょう。

 「マルチタッチ」とわざわざ言うのは、これまでのタッチパネルは1カ所だけしか検出することができず、複数個所を触ってしまうと、正しい位置を検出できなかったからです。このため、「マルチタッチ」を使うには、これに対応した複数個所の検出が可能なタッチパネルなどを使う必要があります。筆者もタッチパネルの付いたパソコンを持っていますが、Windows 7の発売前に購入したもので、マルチタッチには対応していません。製品にマルチタッチと記載されていなければ、基本的には、Windows 7登場前に販売されていたタッチパネルなどは、マルチタッチ未対応と考えていいでしょう。

 これまで、画面の小さな機器用に使われてきた抵抗式のタッチパネルは、原理上、複数タッチを検出できないため、マルチタッチにはなりません。マルチタッチを実現するためには、静電容量方式など、原理的に複数個所の検出が可能なハードウエアが必要なため、抵抗方式に比べると少し価格がアップします。今後は、マルチタッチ方式が主流になると考えられ、価格も下がってくると予想されます。逆に、抵抗式の安価なタッチパネルは、Windows 7では、今後採用が減るのではないかと思われます。

 マルチタッチが可能かどうかは、Windows 7のコントロールパネルにある「システム」で調べられます。タッチパネルが利用できる状態の場合、「ペンとタッチ」という項目があります。ここにマルチタッチが可能であればその旨が表示されます。Bambooの場合には、同時2カ所へのタッチが可能であるため、「2タッチポイントでペン入力とタッチ入力が可能」となっています。ハードウエアによっては、2カ所以上のタッチに対応しているものもあるかもしれません。シングルタッチにしか対応していない場合には「シングルタッチ入力が可能」になっています。

Bambooを接続し、ドライバーを入れると、コントロールパネルの「システム」の「ペンとタッチ」の欄にマルチタッチの可否が表示される
Bambooを接続し、ドライバーを入れると、コントロールパネルの「システム」の「ペンとタッチ」の欄にマルチタッチの可否が表示される
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シングルタッチしかできない場合には、「シングルタッチ入力が可能」という表示になる。これは、LOOX U/B50にWindows 7を入れたたときの表示
シングルタッチしかできない場合には、「シングルタッチ入力が可能」という表示になる。これは、LOOX U/B50にWindows 7を入れたたときの表示
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