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 YouTubeを個人向けの面白動画投稿サイトだと思っている人は多いだろう。しかし、直観力に長けたビジネスパーソンなら、既に別の可能性に気づいているはずだ。YouTubeは、インターネットを使って自社や商品の魅力を誰にでも分かりやすく格安で伝える「最終兵器」と言ってもいいのである。

 だからこそ、これまでYouTubeをヒマつぶしでニヤニヤ見ていた人も、販促営業ツールとしてYouTubeを見直すべきだ。そして、いかに手間をかけずにネット動画を活用できるか、すぐさま全社を挙げて検討に入ってほしい。

1.無料の共用サーバーだと思え

 YouTubeは、言うならば自社の動画コンテンツを蓄積して配信する共用のサーバーである。1本当たりの上限時間は10分で解像度にも限界はあるが、通常の使い道ならこれで十分である。何しろ、今のところ無料で、いつでもどこでも使えるのだ。しかもサーバーを管理するメインテナンスも保守要員も必要ない。中小企業や個人事業主も含め、使わない手はないだろう。

2.速攻!ケータイ記者が現場アップ

 YouTubeの画質であれば、昨今のカメラ機能が充実したケータイを使って、撮影からアップロードまでこなせる。即ち、ビデオカメラやパソコンを持ち歩いていない営業スタッフであっても、訪問先や参加イベントなどで面白いネタを見つければ、その場でカメラマン兼インタビュアーに変身できるのだ。商談のついでに、店頭のディスプレイと販売員からの一言コメントをケータイで撮影、帰りの電車の中でYouTubeに公開という「離れ業」も簡単だ。

3.美的にいくならスライドショーで

 動画の生々しさよりも見てくれや詩情を重視するなら、静止画を美しく切り替えるスライドショーをアップしたい。これも最新のデジカメやパソコンに付属するスライドショー作成ソフトを使えば簡単に作成できる。そこにBGMを添えたり、ナレーションを吹き込むことも簡単だ。もちろん現場の撮影は、ケータイのカメラでも十分である。

4.最終兵器たる「リンクのコピペ」

 何よりYouTubeが便利なのは、登録した動画へのリンク用テキストをコピー・アンド・ペーストするだけで、簡単に動画付きのWebサイトやブログが作れてしまうところである。つまり、一つ印象的な動画をYouTubeにアップできたら、その動画を会社のホームページやブログはもちろんのこと、社員のブログやお取引先やエンドユーザーのブログにまで簡単に貼り付けられるのだ。

5.ネタ探しは社内会議や朝礼で

 だからこそ、動画にして公開できるものは何でも、現場に居合わせた人が撮影しておくことが大切だ。展示会、発表会などのイベントや、お客様の店頭や先進事例、商品開発・製造風景、上手な使い方や注意点……およそ社内外のヒト・モノ・コトの多くが撮影対象であることに気づくはずである。だから、社内会議や朝礼で動画のネタ探しをして撮り漏れのないようにしたい。

6.イベントでは写真10枚がノルマ

 また、動画が撮れない客先やイベントなどでも、スライドショー用の写真はしっかり撮っておきたい。デジカメにフィルムの無駄はないので、最後にベストショットが10~20枚は残るように大量に撮影するのがポイントだ。ブロガー社員は放っておいても良い写真を撮影するだろうが、多くの社員には写真を撮る習慣がない。だから、上司は朝礼などでしっかり写真を撮ってくるように伝えて部下を送り出したい。

7.YouTubeマスターを育てよ

 インターネット黎明期にはホームページの管理者をWebマスターと呼び大きな役割を果たした。同様にネット動画黎明期においても、YouTubeマスターが当面は社内のかなめとなるだろう。多くの社員に代わり、撮影された写真や動画をYouTubeにアップする。また社員がアップした動画もチェックしつつ、良い動画があれば社内にメーリングリストなどで知らせる。そして、Webサイトや社内外のブログで効果的に活用されているか管理するのである。