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 ネットで気軽なつぶやきを仲間と共有できるTwitterが話題になっている。勝間和代さんや蓮舫さんなど有名人をフォローしたり、SNSやブログより気軽な「友達つながり」ツールとして使うのが一般的だ。最近は私の講演でも、つぶやいて実況中継されることが増えた。一方で、日産自動車は東京モーターショーでつぶやいて興味をあおり、カメラのキタムラでは写真マニアとつぶやきあってキーワードをキャッチするなど、マーケティングにも使われ始めている。

 私はこれ以上ネットで沈思黙考と睡眠の時間が失われてはとTwitterを避けてきた。しかし、自己啓発手段=「今ここで直感する能力」錬成ツールと考え、始めてみた(ユーザー名:nobukume)。

「今ここ」だけに集中して悩みなし

 かつて心の師、行徳哲男先生に「過去や未来を思い悩まず今ここだけに集中しなさい」と教わった。過去は変えられないし、未来を憂いても仕方ない。しかし「今ここにある現実」なら自分の力で変えられる。とは言え、目前のピンチは無意識に避け、チャンスは見逃しやすい。そこでTwitterのつぶやきを自分の背中を押すために使ってみたい。

ささやかな「やるぞ宣言」

 自分に対して呼びかけるポジティブな宣言=アファーメーションは、自己実現の伝統的な手段である。自己啓発セミナーで宣言し合うのは気恥ずかしくてもTwitterなら別。大好きなMTVのおふざけ番組jackassでは「今日は○○をやるぞ」という宣言でとてつもないことを始める。私も「あんなに気楽なつぶやき」からアクションを起こすとする。

「今日1日の感動と行動」を見直す

 最近ブログが停滞しがちなのは、日々お会いする人と感動的なことが多すぎるからだ。YouTube付きで絵になる感動だけ記事にすることが増えてしまった。また忙しさのあまり細かい挑戦行動がおろそかになった。そこでブログ代わりに瞬間瞬間の感動や行動をつぶやいてみる。一日の終わりに、橘川幸夫さんなどの猛烈な行動力とわがタイムラインを見比べて反省するのだ。

左脳を殺して直感でつぶやく

 考えすぎて動けない人ほど「つぶやく」のは難しいらしい。こと男性の仕事人は左脳が優位になりやすいのでTwtterは思考を断ち切る良い訓練になるはずだ。ケータイ写真ブログも観察力と表現力を磨くのに役立ったがTwitterも面白い。パソコンやケータイを前に、ちょっと一休みしたときや、何かを思い付いたときに、すぐさま言葉だけで直感的に表現できるからだ。

なるべく短いフレーズで直球勝負

 なにせ140文字しか使えないので、ダラダラ説明するわけにいかない。そこで結論だけ、気持ちだけ、前置きもなしにつぶやくことを余儀なくされる。これは日ごろ、事前説明やら言い訳に終始して「一体何が結論か分からなくなる」症候群の人には厳しい。逆に言えば、自分の直感に忠実であればあるほど、言葉は短くなることと、その方が伝わることにも気付かされる。

いつどこでも「深呼吸する言葉」

 ブログで心に刺さる言葉を書き連ねていく「深呼吸する言葉」の歌人たちが、今やTwitterにシフトしつつある。つぶやくときに「#深呼吸_」というハッシュタグを入れるだけで、歌人たちのつぶやいた「深呼吸する言葉」が集められ一覧できるのだ。確かに、iPhoneやケータイを使えば、今ここで感じたことを直ちに「言葉に編んでは触発し合う」のに便利そうだ。

ブログにまとめて真の私の履歴書に

 湯川鶴章さんはTwitterのつぶやきをまとめてブログにしている。この方法だと、その日の感動と行動をリアルタイムに近い形で記録できそうだ。必要であれば、後からブログ記事に写真やYouTube動画などを追加していけばいい。自伝を後々思い出して書くと、都合が悪いことを割愛して美化しがちだ。しかしTwitterの積み重ねブログなら偽りなき「私の履歴書」になろう。

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 目標:1日に7ツイート感動を見いだしてつぶやける直感力を身に付ける。