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 今年もまた、私はCES(Consumer Electronics Show)に行かなかった。今これを書いている間に開催されている。昨年、私はあまり残念に思わなかった。私がもらっているレポートによると、今年はかなり興奮するものがたくさんあったようだが、全く新しい製品はほとんどない。私がゼロではなく「ほとんど」と言ったことに注意してほしい。Leo Laportは自分が行くのは今回が最後だろうと思いながらCESに行った。ところが、彼は興奮するものがたくさんある大きなショーだとレポートしている。入場者は増えて、今まで一番多くのブースが設けられ、ベンダーによるプレス向けの内覧会も大々的に行われ、全体的に期待に満ちあふれた雰囲気だという。

 CESの目玉の一つが、各種のTabletPCとキーボードのないタブレットである「スレート」だ。フル機能のラップトップPCもあれば、ネットブックもある。ラップトップとネットブックの差はあいまいになっている。理論的には、ネットブックを十分に活用するにはインターネット接続が必要であるのに対して、ラップトップはOSもアプリケーションも単体で十分な機能を備えている。実際には、CPUがより強力になって、メモリーの価格が下がり、ドライブが大きくなって、あらゆるものが安くなるにつれて、違いはなくなりつつある。インターネットに接続しなくても、Windows 7とOutlook、Word、OneNoteを含むすべてのOfficeスイートを動かすことができるネットブックが買える。私が10年前にここで使っていたどんなマシンよりはるかに強力で、普段慣れている速さより少し遅くても我慢して、すべてのものを同時に動かそうとしなければ、私の仕事のほとんどを十分良好な状態でこなすことができる。私が自分の仕事のほとんどをクラウドに預けて、時々それをローカルに戻すという使い方をするつもりなら、ネットブックを使ってもっと多くのことができる。私はこのトレンドが続くか見守りたいと思う。そして、2010年末までに、少なくともLisaBetta(私の非常に古いHP Compaq Tablet Tc1100)くらい役に立って、はるかに軽く、もっと速いTabletPCを買いたいと考えている。

 Peter Glaskowskyに指摘されたのだが、私が「スレート」あるいは「TabletPC」と言う場合、Wacomデジタイザー互換のスタイラスが使えて、高性能の手書き認識プログラムが搭載されているシステムを指している。私はそういった機能のない他の種類の「タブレット」(私のiPhoneもその一つだ)もあって、それらはせいぜいおもちゃでしかないことを忘れていた。全部が全部そうだというわけではない。私はDan BricklinのNoteTakerアプリをiPhoneで使っていて、これは便利だ。しかし、私はスタイラスが使えなくて、私の筆跡を認識しないタブレットを持ち歩こうとは思わない。Appleの出方に注目すべきだ。

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