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 ハイチに続いて、チリでも大地震が発生した。地震大国の日本、そして多発地帯のカリフォルニアの住民にとっては、他人事とは思えない恐ろしいできごとだ。

 アメリカのテクノロジー企業はすぐさま援助に乗り出し、救援金を寄付したり、一般の人々から募金を募ったりするためのサイトも設定している。現地へ飛んだ社員もいるようだ。

 ハイチに対しては、グーグルやマイクロソフトが100万ドルを超える救援金を寄付している。マイクロソフトはそれ以外にも、「マッチング」と言って、個々の社員が出す寄付金と同じ額を会社として拠出しているが、その額がなんと一人当たり1万2000ドル(108万円)までという。すごい太っ腹だ。

 そんな中、「パーソン・ファインダー(人探し)」というサイトをグーグルが特設している。ハイチ大地震の際に作ったもので、チリ大地震後にもすぐアップした。

 阪神・淡路大震災の時もそうだったが、地震ではたくさんの家屋が崩壊、その下敷きになる人が多い。たとえ生き残ったとしても、どこかほかの場所へ避難することがほとんどだ。親戚や知人を訪ねても行方が分からず、不安に苛まれる。

 このパーソン・ファインダーは、「この人を捜しています」「この人のことを知っています」という両側からの情報をひとつにまとめて、知人の安否と居所を突止める助けになろうというものだ。

 私も、サンティアゴに住む知人の名前を「この人を捜しています」の方に入力してみた。サンティアゴはそれほどの被害を受けなかったので、安心してはいるのだが……。

 名前を入力してクリックすると、彼自身の情報は載っておらず、似た名前の人々の情報がずらりと並んでいた。たいていは「探しています」のままで、ほかの人からの情報提供はない。被害の大きかったところでは、停電中だというから、コンピューターに向かえる人も少ないことだろう。

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