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 「ロミオとジュリエット」、略して「ロミジュリ」。言わずと知れたシェイクスピアの名作である。バレエからアニメまでさまざまな形で繰り返し表現されてきた。はるか昔の神話には、ピュラモスとティスベという登場人物で似たような話がある。若く純粋な男女の恋と悲劇は多くの人の心を打つのだろう。

 多くのロミジュリ作品のなかでも筆者はレオナルド・ディカプリオとクレア・デーンズが演じた「ロミオ+ジュリエット」が好きだ。この作品は現代を舞台にしてロミジュリの悲劇を描いていて親近感がわいたからだ。

 ディカプリオが演じる現代版ロミジュリではロミオや神父までがアロハシャツを着こみ、剣ではなく銃で派手に戦う。画面全体がとてもカラフルで視覚的にも鮮明な印象がある。

 記憶に残るのが携帯電話を持っていたのに、ロミオとジュリエットが行き違ってしまうというところ(行き違いがなかったらロミジュリにならないのではあるが)。

 携帯電話があるなら、いつでもどこでも連絡が取れるはず。だが、連絡の行き違いで二人はお約束の結末を迎えてしまう。確か届くはずの荷物が届かず、携帯電話で問い合わせをするのだが、思いがけない配送トラブルで大切な情報が届かなかったのだ。

 あってはならないこととは言え、どんなに情報通信技術が発達してもコミュニケーションで障害は起こりうる。メールやTwitterを使う時代になった今でもだ。

 例えば携帯電話のバッテリー切れ。普段なら切れることはないのに、たまたま面白い番組や大切なニュースがあって、ワンセグを長らく見ていたらバッテリーを消費してしまった。例えば水没。大切な待ち合わせだったのに、あいにくの雨。慌てていたら水たまりに携帯をドボン。盗難、置き忘れもある。

 たまたまネットに接続できなかったということもある。飛行機に乗っていた、山奥に出かけていたなどで電波が届かない場所にいたということもある。大切な会議、込み入った仕事、作業や勉強に集中するためなどの理由で携帯を着信できない状態にすることもある。また、まれに通信障害もある。