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 これまで、米国ではあまりモバイルインターネットが重視されていませんでした。高速な3Gの普及が遅れていたことと、無線LANが急激に立ち上がったためホットスポットが比較的充実したためです。ホットスポットは、その名の通り「点」、つまり狭い範囲をカバーするものです。ただ、米国の建物は日本のそれと比べて大きく、巨大なホテル全体が無線LANでカバーされているということも少なくありません。

 また、イベントなどの会場には、臨時で無線LANネットワークが構築されることが多く、筆者などがイベントの取材で米国に行くと、ホテルやイベント会場、途中の空港などで無線LANが使えるため、実質上、通信ができなくてどうしようもない状態に陥ることはほとんどありません。

 米国のホテルは、今ではよほどのところに行かない限り、有線/無線LANによるインターネットサービスがあります。また、米エクスペディアなどの米国のオンライン旅行代理店などでは、高速インターネットサービスの有無でホテルの絞り込みができます。以前のようにホテル探しに苦労するといったことはなくなりました。空港も無線LANによるインターネット接続サービスを提供しているところが多く、ホテルや空港にたどり着けば、インターネットアクセスが可能になります。

 ですが、いくら増えてもホットスポットは「点」でしかなく、ホテルをちょっと離れて買い物に行くなんていうときにはインターネットへのアクセスができませんでした。

 ここにきて、こうした状況が解決されつつあります。