<編集部注>
先週に引き続き、「混沌の館・ユーザーズチョイス賞 2009」をお贈りする。
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Falcon UPS Systems
今回も、無停電電源装置の混沌の館・ユーザーズチョイス賞をFalcon Electricに与える。
私はさまざまな品質のさまざまなUPSシステムを試したことがある。それらのほとんどは、かなりひんぱんにバッテリーを交換しなければならず、まずいタイミングでバッテリー交換が必要になる。私が創造的なエネルギーにあふれているときに創作する時間を無駄にするのは、許し難い罪である。だから私はそういうことが起こるブランドを避けるようにしている。その結果、私の主なコンピューターシステムはすべてFalcon UPSの機器で保護されている。保護しているのは、メインのEthernetスイッチ、ケーブルモデム、D-Link Router、さらに私が仕事をする2台のメインコンピューターなどだ。
Falconは耐久性の高いUPSを製造していて、それなりの値段だ。安くはない。バッテリーを交換しなければならなくなるまで他の機種より長く、何年も使える。使った年数の間に償却されるコストは、もっと安いシステムを交換する回数のトータルのコストを少し上回るぐらいだ。一方で、高い信頼性が得られる。私がFalconを高く評価しているのは、私が使った他のいくつかのブランドと比べて、信頼性が高く、長く使えることを経験しているからだ。心の平和のためには余分に費用をかける価値がある。ずっと昔から広く使われていて、私が初めてFalconを知った時はClaryといった。長年にわたる読者は、1989年の大停電を覚えているだろう。
Antecのケースと電源
混沌の館で使っているコンピューターのほとんどはここで組み立てられた。最近はそれらのシステムのほとんどがAntecのケースで組み立てられ、Antecの電源を使っている。ケースと電源の混沌の館・ユーザーズチョイス賞は今年もまたAntecに与えられる。
あなたが自分のシステムを構築しているか、システムの電源を交換しなければならないなら、私は迷わずAntecを推奨する。必ず十分な容量を確保してほしい。電力効率の高いシステムがトレンドになりつつあるが、コンピューターの機能はどんどん増えて、メモリーも増え、ドライブも速くなり、グラフィックスボードも高速化している。さらに、電力消費は2009年は横ばいだったが、電源の故障は、ケーブルの問題に次いでシステム障害の最大の原因である。自作しているならAntecを買って、心配だったら、より大容量の電源を選ぶこと。