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 ネット経由でいつでもどこでも好きなものを読める電子書籍。新聞だって雑誌だって早くそうなってほしいよと願いながら、遅々として進みませんねえ、日本では。時代の担い手と目されるiPadもまだ、日本での本の配信形態が全く見えない。仕方がないので、今日は提供開始されたばかりの「Kindle for Mac」をのぞいてみよう。

Kindleはモノクロだが、iPhone、PC、Mac版はカラー表示

 Amazonの電子書籍専用端末「Kindle」は、通電していない状態でも画面表示が保持できる「E ink」を採用、1度の充電で1週間は利用できる。欠点としてはモノクロ表示しかできないこと。書籍によってはカラーが必要な場面も多く、ここがコンテンツ提供側の不満のタネだった。カラー表示のiPadが出てくると、競争力が急激に低下するのは目に見えているから、この部分の強化が急務となっていた。

 Amazonの電子書籍は専用端末だけではなく、iPhoneやiPod touch、Windowsパソコンなどでもダウンロードして読むことができるが、こちらは画面サイズ制限やモノクロ制限などがない。カラーの書籍も配信できますよとアピールするためにはこうしたマルチデバイス対応が求められていたというわけだ。そんな背景で、3月19日、Mac版のKindleビューアーがダウンロード可能になった。

 早速、米国サイトに行き、ダウンロードして試してみた(図1)。

図1 3月19日からダウンロード可能になった「Kindle for Mac」。閲覧ソフトなのだから当然無償。
図1 3月19日からダウンロード可能になった「Kindle for Mac」。閲覧ソフトなのだから当然無償。
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