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 みなさん、モバイルしていますか? スマートフォンの新機種が続々と発表されている中、アメリカのマイクロソフトより、2010年4月12日に、面白い端末が発表になりました。Windows phone「KIN」です。

KIN ONE(右)とKIN TWO(左)
KIN ONE(右)とKIN TWO(左)
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 米国での報道内容などを見ると、Twitter、SNS、Facebookといったネット上のコミュニケーションに特化した端末で、ホーム画面で情報を一括して操作できるそうです。どちらもスライドキーボードを搭載しており、テキスト入力主導型の端末です。また、マルチメディアにも対応しており、「Zune Marketplace」から音楽の転送が可能だそうです。

 マイクロソフトは、Windows Mobileを大幅にリニューアルしたWindows Phone 7を発表したばかりです。KINは、このWindows Phone 7とはまた違う性格を持ち、「Marketplace」からアプリケーションのインストールなどできないようです。

 スマートフォンは、リリース当初は、「パソコンのように何でもできる」という台詞がセールスポイントとしてアピールされてきました。確かに、アプリケーションの導入やユーザーのカスタマイズで、ある程度まではパソコンのように使えることは確かです。しかし、小さなモバイル端末で、パソコンでやっている作業をすることが、果たして便利でしょうか。PDA(パーソナルデジタルアシスタント)が、パソコンでやっていること全てを行おうとして、衰退してしまった過去もあります。

 しかし、スマートフォンはPDAとは違った進化をし始めました。iPhoneのように音楽やアプリケーションに特化した端末や、BlackBerryのようにメールサービスに特化した端末、Androidのようにオープンな環境でグーグルのクラウドサービスに特化した端末、と機能が個性化された端末が人気になっています。

 歴史のあるWindows Mobileではありますが、この個性という点では残念ながら、物足りない部分があったのは確かです。Windows Mobileの一つの方向性として、KINへのような端末は、時代が求める必然であるように思えます。今後リリースされてくるスマートフォンが、どんな個性を持った端末が出てくるのか、とても楽しみです。そして、ガラパゴス化している日本の携帯市場にも、個性的な端末がどんどんリリースされる時代になることを期待しています。