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 「白鳥師匠、お望みのデジタル武器、レンタルできましたので、すぐにうちの社にいらして下さい。白金高輪台駅4番出口すぐそばです」と担当の吉田さんから自信に満ちたメールが来た。

 そこでめったに乗らない南北線でダブルセレブな駅名、白金で高輪と言うゴージャスな駅で降り立ち4番出口に。しかしそこにあったのは高輪図書館。日経BPが入っているビルの影も形もない。おかしいと思い吉田さんに電話すると「え? 図書館? ああ、すいません。4番出口じゃなくて1番出口でした……改札で待っていてください、すぐ迎えに行きます」。

 暗雲立ちこめるオープニング。

 それでも立派なビルに通され大きな会議室に案内されるとテーブルに白いヨウカンが1本ぽつりと乗っている。「お茶菓子かな?」と思って近づくと「師匠、それが書画カメラです」と言うではないか。こんなにコンパクトなのか、持ち上げるとその軽さにびっくり。上部のふたを引っ張るとスルスルと首が伸び、書画カメラが登場。USBでプロジェクターに接続されている。七面倒なパソコンはどこにもない。いわば直結だ。

 早速、持参した俺のカッコ良い写真を下に置く。するとすぐに壁にでかく写しだされるではないか。このライブ感は今までのパソコンを通したプロジェクターでは不可能なことである。

セイコーエプソンの書画カメラ「ELPDC06」とプロジェクター「EB-825H」で早速テスト
セイコーエプソンの書画カメラ「ELPDC06」とプロジェクター「EB-825H」で早速テスト
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 さてどれくらい大きくなるか机を後ろに移動して写してみると壁一杯に俺の写真が広がった。縦3m、横4mまで拡大したが、くっきり色ボケもせずに映っている。これは書画カメラのレンズもさることながらプロジェクターの性能による所も多い。

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 握りこぶしを置いてみると、2秒程焦点を合わせる時間はかかるが、立体的にきちんと映し出す。描いてきた絵を何枚か重ねパラパラ漫画のようにめくると少しぶれたが動画みたいに見えた。

 普通に紙を重ねていく紙芝居方式ならまったく問題がない。

 これなら、はがきサイズで絵を書いても大画面で写すことができるから、どれほど絵の具が節約できるか。うれしいよー。

 下の机に置いてある部分にいくつかボタンがあるので押してみる。まず「+」と書かれたボタンを押すと、おお、写真がどんどん大きくなる。なんと4倍にもなるそうだ。これなら気になった個所をその場でズームアップできる。そして「-」と書かれたボタンを押すと、今度はズンズン小さくなる。と言うことはこのボタンを使えば置いたまま動きを付けられる。すごいぞ、書画カメラ。そしてなおいじりまわしていると、先端についたレンズが動くことが分かった。常に下向きではなく斜めにも真横にも動く。これなら俺の顔のドアップも坐ったままとれると言う事だ。なんと便利なんだ。

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