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 前回も書きましたが、久々に普通の携帯電話を買いました。機種は、NECの「N-02B」です。その機能に戸惑っているところです。この携帯電話、液晶部分をひっくり返すと、タッチパネルを利用できるようになるのです。でも、標準ではカメラが起動するので、しばらく、その機能に気が付きませんでした。なんか、入れられるものは全部入れるという感じで、機能だけを列挙すると、スマートフォンなんか目じゃないという感じさえあります。その上、iモードだ、オサイフケータイだと、スマートフォンにない機能さえあります。こういう電話機が普通に売られているのですから、よーく考えるとiPhone程度で騒いでいる海外の国々がなんだか、かえって奇妙に見えます……。

 さて、この機種を選んだのは、無線LANを搭載していて、3Gの携帯電話接続を無線LAN経由でパソコンなどから利用できる「アクセスポイントモード」を備えているからです。簡単にいうと、この携帯電話は無線LANルーターになるのです。

 これを使えば、無線LANしか搭載していないモバイル機器で、どこでもインターネットアクセスが可能になります。もちろん、世間には、こうした無線LANルータは販売されていますが、普通の携帯電話にその機能があることで、余計なものを持ち歩く必要もないし、無線LAN経由での接続なので、接続する機器に専用のソフトなども不要。USBケーブルなどで接続する必要もありません。

利用にはmoperaなどの契約が必要

 N-02Bを利用するには、最低限、mopera Uなどのインターネット接続サービスが利用できるようにしなければなりません。幸いなことに、ドコモではiモードとmopera Uに契約すると「ISPセット割」が適用され、それぞれ157.5円割引となります。iモードと、mopera Uの従量制の「Uライトプラン」を契約しても315円/月で済みます。iモードの315円/月とUライトプランの315円/月がそれぞれ半額になるので、iモードを単独契約しているのと同じ値段になるのです(2010年5月1日から)。

 また、mopera Uの128kbpsに制限されているアクセスポイントを使ってインターネットにアクセスすれば、パケ・ホーダイダブル契約での上限が5985円となるので、比較的安心して利用できます。パケホーダイダブルでは、パソコンを接続した通信だと上限は1万3650円と定額となり、かなり高価です。メールアクセス程度であれば、128kbpsは気になる速度ではなく、Web閲覧程度なら我慢できる範囲です。さすがに動画の視聴や大きなファイルのダウンロードには適しませんが、モバイル利用なら我慢の範囲と言えます。

 N-02Bのアクセスポイント機能はメニューから起動します。起動し、インターネットに接続したあとでないと、無線LAN経由で機器を接続できません。携帯電話が搭載しているバッテリー容量を考えれば、携帯電話本来の機能が使えなくなってしまうのを極力防ぐためにも、手動でオン/オフしなければならないのは仕方がないところでしょう。また、この機種では、無線LAN側から接続できる機器は同時には1つだけですが、モバイル利用なら特に問題はないでしょう。

 なお、N-02Bには、利用頻度の高い機能を決定ボタンで呼び出す機能(デスクトップアイコン)があります。ここにアクセスポイント機能を設定しておくと、決定ボタンを2回押すだけでアクセスポイントモードを起動できます。