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 マイクロソフトがいよいよ新たなWindows Liveの世界を世に問い始めた。6月25日から、「Windows Live Essentials」のβ版を公開。今年夏には、Hotmailサービスについてもアップデートを予定している。来日した米マイクロソフト Windows Live & Internet Explorerゼネラルマネージャーのブライアン・ホール氏は、「新たなWindows Liveサービスは、発売から8か月を経過したWindows 7を、さらに進化させるものになる」と位置づける一方、Windows Liveの機能のひとつとして、今年夏にアップデートを予定しているHotmailサービスについても、「過去最大の機能強化を図ったもの。とくに、日本のユーザーに向けた機能を強化しているのが特徴だ」と語る。ホール氏にWindows Liveの進化について聞いた。

「一度離れた人にこそ、新しいHotmailを使ってほしい」と語る米マイクロソフト Windows Live & Internet Explorerゼネラルマネージャーのブライアン・ホール氏。
「一度離れた人にこそ、新しいHotmailを使ってほしい」と語る米マイクロソフト Windows Live & Internet Explorerゼネラルマネージャーのブライアン・ホール氏。
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■6月25日からWindows Live Essentialsのβ版を公開しました。この日をどんな気持ちで迎えましたか。

 過去6カ月間にわたって、私のPCの中で使用していたプログラムが、6月25日を境に、全世界の何億人もの人たちが使えるようになるわけですから、それはエキサイティングな1日でした。また、8カ月を経過し、1億5000万人ものユーザーが利用しているWindows 7を、大きく進化させることにもつながるサービスであり、Windowsユーザーにとってもエキサイティングなものになるはずです。そして、私にとっては、この日を東京で迎えたという点も、エキサイティングでした。

 というのも、日本には、マイクロソフト ディベロップメントのWindows Live開発統括部 統括部長である安達理氏をリーダーとする、強力なエンジニアリングチームがいます。日本の開発チームは、携帯電話に関する部分を担当し、今回のWindows Liveの特徴であるPC、携帯電話、テレビ、クラウドといった利用環境の確立に大きく貢献してくれました。すばらしいチームがWindows Liveの開発に関与してくれました。また、2009年からはHotmail専用のサーバーを日本国内に設置し、Webメール操作時のレスポンススピードを約30%も向上している。専用サーバーを米国以外に設置しているのは日本だけです。こうした点でも、Windows Liveは、日本の市場に深いかかわりがあるサービスだといえます。さらに進化したWindows Liveは、日本の市場を強く意識したものになっています。

■それはどんな点ですか。

 私は本社の開発チームに対して、日本におけるサービスの利用方法は、他の市場とは違うということを認識してほしいということを言いました。例えば、日本は、電子メールを携帯電話で使用する頻度が高く、SNSもやはり携帯電話を多用する。Windows Liveでやろうとしているゴールは、PC、携帯電話、テレビ、クラウドで隔たりなくリンクすること。つまり、日本における最先端ともいえる使い方を取り込まなくてはならない。そのためには、日本のPCメーカー、携帯電話事業者、インターネットサービスプロバイダーといったパートナーと協業することが必要だと言い続けた。HotmailおよびSkyDriveを携帯電話でも利用できるようにするといった機能も、日本の市場を意識し、日本の開発チームが強力なサポートをしてくれた結果、実現されたものだといえます。

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