PR

 長年使っていたウィルコムの端末が壊れて早3カ月。移動の文章作成に困難を極めている俺です。でもいきなり普段使っているデジタル端末が壊れると焦りまくるね。実はこの中に俺が行く先々でやっていた落語を録音した資料を入れていたのだが、うっかりしてSDカードではなくメインメモリーに入れていたのだ。だから壊れた途端に取り出せなくなり、今さら解約したウィルコムに行って「直して下さい」と頭下げようかな? なんて考えていました。それでも諦め切れずに何度もバッテリーはずしてリセットしていたら奇跡的に1度電源が入り、慌ててSDカードにデータを移し変えました。きっとこの端末を俺は大事に使っていたのでデジタル妖精さんが現れて直してくれたんだね。ありがとう。その奇跡がなければ3年に渡って付けていた俺の落語歴史が真っ白な灰になるところだった。

 さてそれじゃ次に何を選ぼうかと思うと、今は本当に選択肢が多すぎて困る。一昔前ならノートパソコンかネットブックかくらいだが、そこにスマートフォンやiPadなど新たな兵がわんさか押し寄せてきた。中でも注目はiPadだ。かつてここにまだ見ぬiPadの憧れと憎しみを書いたが、先日知り合いが持っているiPadを実際触らせてもらい、色々なアプリを体験させてもらった。その感想は「楽しい」だ。パソコンをいじっている感覚よりも、おもちゃ感覚に近い。指で絵が書けたり、元素記号をタッチするとその鉱物がグルグル回ったりする。まさしくデジタル遊園地。キーボードも横にするとピッチも広くて打ちやすい。縦に持てば両手の親指タッチで電車の移動にも快適だ。俺の心はすでにiPadに大きく傾き始めた……が詳しく知ると、問題点もいくつか出てきた。

 自分のプリンターで簡単に印刷できない点が判明。専用のアプリを使えば印刷ができるそうだが、プリンターが限られてしまう。一度iPadのデータをパソコンに移しそこから印刷はできると言うが、それは面倒だ。

 あとUSB接続ができない点も困る。様々な周辺機械を接続して拡張したくなるのがデジタル好きの性なのだ。それにUSBメモリーでiPadで作成したデータを気楽に持ち歩きたい。仕事先のマンガ喫茶で原稿チェックするには軽量のUSBメモリーに勝るものなしだ。炎天下、着物の入った鞄にiPadを入れて持ち歩くのは根性がいる。そしてやはりアップル製だから普段から使い慣れたOffice文章が簡単に作成できるのかが疑問だ。俺がなぜ高い金を出してデジタル端末を買うかと言うと、空いた時間でバリバリ仕事をしたいためだ。家に帰ったらパソコンの前になんて座りたくない。ゴロリと横になり、ビール片手にアメトークをゲラゲラと笑いながら見たいのだ。だからその端末で自分の仕事ができるかどうかが第一なのだ。そう思うとiPadは仕事に向いてないと思う。

 実際、iPadを使ってる人って自宅でゴロゴロしながらネットサーフィンしたりゲームしたりしてるんじゃないかな? これでバリバリ仕事してますって人はいないような気がする。だってiPadは触ってると楽しいから仕事なんかしたくなくなるよ。

 どれにしようか悩みながら、結局、今はフルキーボードの携帯電話で移動中メールの本文を使って原稿書いております。最近は1000字打つとメールで自宅に送信。そうすれば、だらだら長い文章をスクロールしながら確認しなくてよいからね。字数を表示されて便利だけど、やっぱり長文を打ったり原稿をチェックするのは辛い。