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ずっと知りたかった曲が何十年ぶりかに分かってスッキリ…

 実は筆者、子どものころ聴いて、とても心に残っている歌があった。それはたぶんビートルズの曲だと思っていて、学生のころ、ビートルズのアルバムを全部ひっくり返して聴いたが見つからず、諦めたまま忘れていたのだった。

 それがこないだ、ひょんなところで何十年ぶりかの出会い。それはCSで見ていたイギリスのロックフェスティバル。そこに出てきた「レイ・デイヴィス(Ray Davies)」というステキなおじ様(!)が歌い出したとたん、「あっ、あの曲!」と、何十年かの胸のつかえがすっきり解決、というわけで。

 そうそう、レイおじ様の名前を頼りに調べていくと、それは彼のソロではなくて、「キンクス(The Kinks)」というバンドの曲だということが分かった。つまり、おじ様は、キンクスのメインボーカル。キンクスは、ビートルズと同時期に活躍しているイギリスのバンドなのだった。そのあたりはWikipediaを参照してほしい。

 まあとにかく、当時の外国のバンドはすべて「ビートルズ」と思い込んでたぐらいの幼いころ、「ビートルズがコントやってた」とかいう記憶も「モンキーズ」の間違いだったぐらいだし(笑)。というわけで、「キンクス」という名前さえも初めて知った、みたいな。Webで調べてみると、国内でもキンクスのファンはとても多くて、自主サイトやページを作っている人もたくさんいる。とりあえずこれとかこれとか見ておくといいかも。

図1 「The Kinks」の公式ファンサイト。結成して50年近くなるバンドでも、ファンクラブの活動は活発っぽい
図1 「The Kinks」の公式ファンサイト。結成して50年近くなるバンドでも、ファンクラブの活動は活発っぽい
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 ところで、くだんの曲は「ウォータールー・サンセット(Waterloo Sunset)」という。かなり有名な曲らしくて、Wikipediaにも載ってるほど。とにかく、この曲はイギリスの人々の「心の歌」のような位置となっていて、イギリスのパブでこれがかかると、全員の大合唱になるのだという。

 そんな超有名な曲とバンドをスルーしてしまっていた自称“音楽好き”の筆者。このことをロック好きの友人にメールしたら、「キンクスを知らないなんて、モグリだよ」という文面とともに、「これ基本。聴いとけ!」と、60年代ブリティッシュロックの曲のリンクがたくさん送られてきた(笑)。

 キンクスのベスト盤を入手して聴いてみると、記憶のある曲ばかり。子どものころ、誰かが聴いてたのだろうか。ロック好きの友人は「そりゃ父親だろ」というが、ウチの父は映画音楽ばかり聴いてた記憶があるので、幼いころ、腰ぎんちゃくで付いてまわってたギター好きのイトコのお兄ちゃんあたりかも。

 そういえばレイおじ様は、「ウォータールー・サンセット」も含んだ、コーラスと一緒に歌っているアルバム(「The Kinks Choral Collection」)を昨年出しているので、興味のある人はチェックしてみるといい。バンド音源とはまた違った味わいで、なかなか癒される「つくり」になっている。

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