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 9月に入り原稿仕事が急増。それと言うのも落語小説を書いて出版社に渡したのはいいが、4カ月近くナシのつぶて。まあ素人の書いた小説だし、この出版不況でなくなっちゃったのかと半分諦めておりました。

 すると8月になって「ゲラがやっと上がりました。白鳥さんの原稿めちゃくちゃだったので書き直すのに時間がとてもかかってんです」と担当編集者から半分お小言の連絡。「ごめんなさい、段落無視とか誤字脱字ばかりでご迷惑かけました」と今度はこちらが平謝り。まあそれで俺の目の前にどーんと419ページにもわたるゲラの束があるわけです。これをまた俺が削って訂正してと校正で大忙し。

 最初は、この3cmの紙の束を、よいこらせと着物と一緒に運んで新幹線や地方の仕事に持って行ったのですが、やはり重い。また揺れる電車の中でゲラに赤字を入れていると、ミミズの這いずり回った字になって全く読めません。それでなくても字が汚いので担当者から「後生ですから、できるだけ綺麗な字でお願いします」と懇願されてます。

 そこでいよいよスマートフォンをまじめに探すことにいたしました。前にもこのコラムで書いたけど、最近新しい機種が続々出ているので楽しみにいつもの池袋家電量販店へ。

 まず1番気になっていた、見開きで色々なタッチキーボードに変えることのできるlibretto W100をいじってみます。うーん、700gくらいあるので、持ってみると結構重い。そしてやっぱりタッチ操作のキーボードは慣れるまでに手こずりそう。そして1番の問題はOfficeが入っていないことだ。原稿は全部Wordで書いているので、これが入ってないと校正がうまくできない。もちろんlibretto W100にも入れられるが、そうなると総額が17万円近くなる。最新のデスクトップパソコンが買えちゃいます。なので諦めることに。

 次に手帳型端末の最新ポメラを手に取る。1番初めの機種を買ったが、バックライトがないのと、キーボードを広げて打たないといけなかったので、早々とお蔵入りした。最新型もやはり同じ。目が悪くて長時間あの暗い画面を眺めていると疲れる。机に広げて使うには最強だが、電車移動の多い俺にとっては打ちにくい。これもまた残念。だけどバーコードで送信できる機能は凄いと思ったね。

 最後にNTTドコモが発売のOffice Mobileが入った東芝のスマートフォンに注目。手にしてみると画面が長文を編集するには小さい。そしてキーボードが[Fn]キーを押しながら数字入力を入力するタイプ。いくらコンパクトにまとめたいからといって、これは俺にとって大きなマイナス点。なぜシャープのSH-03Bを見習わないんだろうね。いくらOffice Mobileが入っていても、これじゃ宝の持ち腐れです。

 ああ、どれも今ひとつで、これだというものがない。

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