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映画ってすごいな、と、実感した。
日比谷シャンテで「終着駅」をみた。
週刊文春の映画評で、高得点だったの。
文春のこのコーナーの作品のラインナップは、結構、好みに合っているので、
参考にすることが多いのよ。

■「終着駅~トルストイ最後の旅~」は、
彼の晩年を描いた作品。

トルストイって、名前は知っているけど、
なんかロシアの長い小説をいっぱい書いた人、としか認識がなかった。

そんなことだから、もちろん1行も読んだことはないさ。

しかし、映画によると。
トルストイとは、世界でもっとも尊敬される文学者で。

彼の私有財産を持たない、という思想は、
トルストイ主義、と呼ばれて。
その理想は、広く支持されて聖人扱いされていたらしいよ。

しかも、そんな主義の村とか作っていて。
労働者階級出身かと思いきや。

トルストイは、伯爵なのである。

大金持ちじゃないのさぁっ!!。

しかも、そのうえ著作権料が、ザクザクはいるのさ。

しかし、トルストイの取り巻きたちが。
彼の理想主義を、確固たる現実のものにするために、
彼に著作権を放棄させる書類にサインをさせ。

その収入をすべての人民のものにしようと、
画策するのである。

しかし、黙っていられないのは、
彼の妻、つまり伯爵夫人よ。

「あなたの主義はすばらしいけど、
私たち家族のことはどうなるの!!」
と、しょっちゅう大喧嘩をくり広げるのよ。

なので、妻は悪妻として、名をはせてしまう。

トコ的には、世界平和も重要だけど、
自分の幸せをまず確保したい妻の気持ちは、痛いほど分かるよ。

だが、トルストイの理想主義を支持する人たちからすると、
聖人のじゃま立てをする悪妻となっちゃうんだよね。

しかも、その夫婦喧嘩の一部始終が
新聞の一面を飾るくらい、国中から注目されているのよ。

なんかさあ、トルストイって、すごくね?

まあ、あまり書くとネタバレするので、ここらにしておきますが。
そんなてんやわんやで。
晩年の話だから、トルストイは亡くなるんだけどさ。

映画を見終わった、トコ。

一度も食指ののびなかったトルストイを
何か1つでも、読んでみようと思ったさ。

映画って、すごいね。さあ、なにを読むかな。

もしかして、いまさらロシア文学にはまって、
次々読破とかしちゃうのかなぁ。

というわけで、戦争と平和は文庫で4巻と長かったので、
アンナカレーニナにしたよ。それでも上中下と3巻あるのよ。
現在、上巻の46ページ。
山は果てしなく高いぞぉ!!

タントーヨシダ:
あ、今日ツタヤの半額デーだ。なんか借りて見ようかな。