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 仕事に使う文書を作るのに、もはや無くてはならない存在となっているMicrosoft Office製品。Mac向けの最新版、「Microsoft Office for Mac 2011」が10月27日登場する。新版の最大の特徴は、全く新しく「Outlook for Mac」が加わったことだ。Windows版のメールソフト、Outlookとの緊密な互換性を高めたほか、企業でExchangeサーバーによるメールやカレンダー、スケジュール管理などを行っているユーザーがMacだけで仕事を進めることができるようになった。

 製品概要、価格体系などはPC Onlineの別項記事に詳しいからそちらに譲る。

Windowsマシンを持ち歩かなくてよくなった(笑)

 企業では社内の情報共有基盤としてMicrosoft Exchangeを採用するところが増えてきた。外出先からメールを読んだり、会議のスケジュールを調整したり、ボイスメール機能などを活用するためにExchange Serverを中核に置いたシステムを構築している。

 外出時には、外部からExchange Serverのメールやカレンダーを参照できるが、その際にはセキュリティ強化のため、暗号化通信を行う仕組みになっている。そんな時、Exchange Serverの暗号化方式を解釈できないメールソフトなどではサーバーに接続できない。

 「今回初めて完全なExchangeサポートができるMac版のOutlook を開発できたから、日本出張にWindowsマシンを別途用意する必要が無くなりました」と、米マイクロソフトのジェフ・プライス マッキントッシュ ビジネス ユニット プロダクト ユニット マネージャーは満足そうだ(図1)。

図1 「Macユーザーの気持ちをくみ、機能の充実に加えて使って楽しくなるような開発を心がけた」と説明するジェフ・プライス マッキントッシュ・ビジネス・ユニット プロダクト・ユニット・マネジャー(左)と、「Macらしい滑らかな使い勝手をとことん追究した」と言うハンイ・ショー ユーザー・エクスペリエンス・マネジャー。
図1 「Macユーザーの気持ちをくみ、機能の充実に加えて使って楽しくなるような開発を心がけた」と説明するジェフ・プライス マッキントッシュ・ビジネス・ユニット プロダクト・ユニット・マネジャー(左)と、「Macらしい滑らかな使い勝手をとことん追究した」と言うハンイ・ショー ユーザー・エクスペリエンス・マネジャー。
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 これまでマイクロソフト社員は海外出張する時などは、Mac開発チームであってもMac以外にWindowsマシンを携行するか、ないしはMacの内部にWindows仮想環境を構築しておかなければならなかった。さもないと、会社との連絡ができない、ミーティングの時間調整もできない、という状態だったのだ。