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 マイクロソフトでは、10年後の未来を「Vision」として公表している。正式には、「Productivity Future Vision(Microsoft 2019)」と呼ばれるもので、本コラム(2010年5月7日付け)でもこのVisonについては一度取り上げたことがある。これは、今も、米マイクロソフトのホームページで見ることができる。

 実は先ごろ、CEATEC JAPAN 2010で行われたパネルディスカッション 「2010年代のパーソナルコンピューティング」において、マイクロソフト・コンシューマー&オンライン事業部担当・堂山昌司代表執行役副社長は、10年前に.NETを発表した際にマイクロソフトが描いた10年後の世界を、改めてビデオで公開した。

 堂山副社長は、聴講者に先入観を持たせないために、このビデオが何であるか明かさずに放映。出演者の髪型がやや古さを感じるが、ビデオの中のシーンには、多くの人が全く違和感を持つことなく見入っていた。

CEATEC JAPAN 2010で行われたパネルディスカッション 「2010年代のパーソナルコンピューティング」において、マイクロソフトが描いた10年後の世界をビデオで紹介した同社コンシューマー&オンライン事業部担当・堂山昌司代表執行役副社長。
CEATEC JAPAN 2010で行われたパネルディスカッション 「2010年代のパーソナルコンピューティング」において、マイクロソフトが描いた10年後の世界をビデオで紹介した同社コンシューマー&オンライン事業部担当・堂山昌司代表執行役副社長。
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 というのも、このビデオでは、レストランの予約をチャットで行ったり、動物園に入場する際にどこにどんな動物がいるのかをGPS機能を使いながら端末に表示。家族がバラバラになって見学をしても後で待ち合わせは可能という世界を表現。さらに老夫婦のところに送られてきた画像を、無線でフォトフレームに飛ばして写真を表示したりといった内容だからだ。

 今や当然のごとく実現している内容が再現されていたのだ。

 堂山副社長はここで初めて10年前にマイクロソフトが制作したビデオであることを明かし、「当時は夢の世界と言っていた。マイクロソフトは、こうした未来を描きながら、それに向けた技術を開発している」と語った。

 そうした目で、現在公開されている最新のVisionの映像をみると、それが10年後の世界として、まさに現実のものになるのでは、という期待感が高まる。

10年前にマイクロソフトが公開したビデオでは、無線でフォトフレームに写真を送るなど、今まさに実用化されている技術が紹介されている。
10年前にマイクロソフトが公開したビデオでは、無線でフォトフレームに写真を送るなど、今まさに実用化されている技術が紹介されている。
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