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 インターネットサービスに大きく依存する生活をしていると、外出中でもパソコンをインターネットに接続したくなります。最近では、スマートフォンもあり、メールやちょっとしたWebでの検索程度であればパソコンを開くまでもないのですが、ファイルをメールに添付して送ったり仕事をしたりしようとするとインターネット接続が必要になってきます。

 現時点で、定額制のあるモバイルブロードバンドサービスとしては、

  • 携帯電話事業者(au、ドコモ、ソフトバンク)のデータ通信専用サービス
  • ウィルコム
  • イー・モバイル
  • WiMAX(UQコミュニケーションズなど)
  • 公衆無線LANサービス

 が一般的な選択肢となります。おそらく、自分の行動範囲がサービスエリアに重なっているかどうかが一番の問題で、次に料金、そして通信速度というのが一般的な選択条件の優先順位ではないでしょうか。

 単純にサービスエリアの問題でいうと、特定の地点のみのサービスとなる公衆無線LANサービスと最後発となるWiMAXを除けば、残りはほぼ全国をカバーしており、大きなところでの違いはありません。ですが、サービスエリア内であっても、特定の地点で利用できるかどうかは、実際に試してみなければ分かりません。また、多くの場合、基地局のキャパシティの問題もあり、電波が届いているからといって必ずしも通信ができるかどうか、通信できたとしてもそれなりのパフォーマンスが出るかどうかも、実際にやってみなければ分からないところです。

 筆者は、前記のサービスのうちauを除くと、どれも過去に契約していたか、現在利用しているかのどちらかです。このあたりの経験を含め、どうしたらいいのかについて考えてみることにしましょう。

 現状、筆者の外出先の通信手段は、

  • 公衆無線LANサービス
  • WiMAX
  • 携帯電話契約(音声通話用の契約+パケット定額サービス)を使った接続

 の3つに絞られています。つい最近までイー・モバイルも契約していたのですが、他の契約との関係で、必要性がなくなったために解約しました。当初、WiMAXは、屋内での接続や、サービスエリア内でも場所によって接続が困難なことがあり、何らかのバックアップが必要でした。また、自宅、特に仕事をしている部屋での接続状態が悪く、どうしても他の代替手段が必要でした。イー・モバイルは、このために残していました。

 筆者の場合、仕事をする上で、例えばインターネット側から自宅マシンへアクセスしてみるなど、自宅のインターネット接続環境以外に接続手段が必要なことが多々あります。このため、モバイルブロードバンド接続環境が必須です。

 残念ながら、WiMAXのサービス開始当初は、筆者の自宅はエリア外で、開始から1年後ぐらいにようやくカバーされたのですが、当初は、接続状態が悪くほとんど使い物になりませんでした。もちろん、ベランダに出るなどすれば、問題なく接続できるのですが、仕事部屋ではほとんど接続ができませんでした。実験のたびにベランダに出るのもなんなので、状況が改善されるまでは仕事部屋で使うためにはWiMAX以外の選択肢が必要だったのです。

 その後、携帯電話の契約をMNPでソフトバンクからドコモに切り替えました。ドコモの場合、携帯電話のアクセスポイント機能(第118回 「携帯電話のアクセスポイント機能を使う」参照)を使っての128kbpsの定額接続が可能なので、これを最悪の場合のバックアップとしました。

 そういうこともあって、イー・モバイルをバックアップとする必要がなくなったため、必要ならまた契約すればいいし、たとえ短期的であっても不要なので解約することにしました。

 複数契約するときの鉄則は「不要なら即座に解約」です。複数の回線を契約しているとき、解約は即座にしないと、毎月無駄な料金を払うことになります。最近では、解約時に解除料が必要なこともありますが、これは、端末機器の購入の割引分であり、途中解約するなら、最初に割り引きなしで機器を購入したのと同じになります。その意味では、損したわけではありません。ですが、毎月の料金は、契約していた期間に応じてかかるので、不要だと思ったときに素早く解約した方が、結果的に出費が少なくなるわけです。特に、最近では、新規契約直後から大きく割引されるため、契約期間の長さで有利になるとはほとんどありません。

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