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 今週は、アップルの新しい方向性がまた見えてきた興味深い1週間だった。すでに、ニュース記事でご承知のとおり、Macの「創造性拡大アプリ」iLifeのアップデート('11に)、久しくアップデートがなかったモバイルパソコンMacBook Airの後継機登場、そして、次期OS、Lionの姿が見えてきたこと。特にLionはiPhoneやiPadを開発する過程の中で触発された技術やアイデアがMacに反映される、という流れ、これは素晴らしい。情報に接するための新しいスタイルを提示したことで、また新たな気付きがあり、それをこれまでの製品にフィードバックする。進化を加速する新しい遺伝の形態だ。

届くのが待ち遠しい「iLife '11」

 新しくなった「iLife '11」、特に動画編集でこれまでできなかったオーディオ編集ができるようになったこと、しかも、半自動で手の込んだ修正が簡単にできるようになったのは、うれしい。ポンポンと素材を放り込むだけで「予告編」が出来上がってしまう機能はすごい。これは人に見せびらかすにはとてもいいのは確かだ。ただし私の場合に利用シーンがあるのだろうか、とちょっと気になるところ(図1)。

図1 登録ユーザーに届いた「iLife '11」の案内メール。これだけ洗練され、機能が充実して楽しめるアプリが4800円というのはすごく安い。アップグレードするのに、旧製品を持っている必要はない。したがってIntelプロセッサーを搭載した、ハードウエア要件を満たすMacを持っている人なら誰でも購入可能だ。
図1 登録ユーザーに届いた「iLife '11」の案内メール。これだけ洗練され、機能が充実して楽しめるアプリが4800円というのはすごく安い。アップグレードするのに、旧製品を持っている必要はない。したがってIntelプロセッサーを搭載した、ハードウエア要件を満たすMacを持っている人なら誰でも購入可能だ。
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 とまあ、そういうわけで発表からしばらくして、オンラインのApple Storeに行き、購入しようとした。「iLife '11登場。今すぐ購入」のボタンがあり、ポチっとすると、「24時間以内に出荷、¥4,800」のページに移った。しかし、「ちょっと待てよ、確か、格安のアップトゥデートプログラムがあったはず」と精算前に気がついた。

 実は最近、MacBook Proを追加購入した。10月2日に発注、自宅に届いたのは8日の事だった。アップルによると「2010年10月1日から2010年10月19日の間に新しいMacを購入した人は680円(税込)でアップグレードできる」とある。おお、まさにこれ、これ。でも、どうして早く教えてくれないの? とちょっと不信感が募ってしまった。