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 iPhoneアプリを開発するという名目で昨年購入したMacBook。約半年間、編集部の倉庫でホコリをかぶり続けていました。iPhoneアプリの開発用に「Titanium」という開発環境をインストールしたものの、日ごろの仕事でWindowsパソコンを使っていると、なかなかMacを開く機会がありません(その気にならないというのが本当のところですが)。この状況を脱すべく!?、この8月、Macに移行しました。そのときのいきさつをご紹介したいと思います。

 最初に考えたのが、Windows環境をどのように残すべきかです。これまでに作った業務用アプリを動かしたり、VPN(virtual private network)で会社のネットワークに社外からアクセスしたり、Internet Explorerを利用したりなど、仕事を進める上でWindows環境は不可欠。しかし、これまで利用していたWindowsパソコンをそのまま併用してしまうと、これまでと状況は変わりません。

 こうしたことからMac上にWindows環境を構築し、その上でWindows 7を利用することにしました。考えたのは仮想環境を構築することです。候補はParallelsとVMware Fusionの2つです。

 MacにWindowsを直接インストールするBootcampを利用する方法もあります。しかし、同時には使えません。Macを使っていてWindowsを使いたくなったときには起動し直す必要があります。それは面倒なので、候補からは早々に消えました。また、仮想環境を利用すれば、パソコンでいうシステムのリカバリーが容易です。ある時点でのWindowsのシステム環境を保持しておく機能があるためです。この機能を使えば、「遅くなったな?」と感じたら、昔の状態に簡単に戻せます。OSなどの設定を誤っても簡単に元の状態に戻せます。

どうやってWin環境を残す?

 Macへ移行する上で最も重要だと考えたのがメール環境です。私が利用しているメールソフトはThunderbirdです。Thunderbirdのメールデータの移行について、ネットで調べたところ、メールデータをこれまでのWindows環境から移動さえすれば問題なく利用できるようです。加えて、できれば実現したかったことが、MacとWIndowsでメールソフトの設定やデータを共有することです。例えば、メールなら、Mac上のThunderbirdでも、仮想環境上のWindowsにインストールしたThunderbirdでも、同じ設定で利用できるようにするということです。こうすれば、使い勝手がぐっと高まります。

 メール以外で仕事に主に利用しているのはWebブラウザー。中心的に利用しているのがChromeで、一部でFirefoxを利用しています。ただし、こちらはメールと比べると、一から環境を構築して設定し直しても、さほど支障はないと判断しました。

 これらをうまくできるかどうか、両方の仮想環境で試してみました。その結果をご紹介します。ちなみに、Windows環境からVPNでアクセスできることは、社内のMacユーザーから聞いて知っていたので検証はしませんでした。