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 マイクロソフト日本法人が、公式コーポレートブログサイト「The Microsoft Japan Official Blog」を、11月1日から開設している。

 初日には、同ブログの開設を社内に提案し、運営を担当する広報部門の挨拶と、マイクロソフト・樋口泰行社長のコメントが掲載されており、当面の間、日本法人の執行役員以上の役職者が、毎週2~3本ずつ、交代でブログに原稿をアップすることになっている。

 では、なぜいまマイクロソフトは公式ブログを開始したのだろうか。

 それにはいくつかの理由がある。

 ひとつめには、これまでの情報発信が、製品を前提とした「製品カット」によるものが中心であり、技術や機能などにメッせージが偏りすぎていたという反省だ。

 マイクロソフトは、PCからゲームといった一般コンシューマー向け製品、さらにサーバー向け製品や企業向けPC関連製品、各種サービスなど大企業、パブリックセクターに至るまで、幅広い事業を展開している。この事業領域は、年々拡充しているといえよう。

 だが、全社規模での方針戦略に関する情報発信や、これらを横断的に捉えた考え方を示す場がなかったともいえる。

 「例えば、教育への取り組みといった場合に、マイクロソフトの経営トップはどう考えているのか、Windowsチームはどう捉えているのか、ゲーム機の部門はどんな施策を計画しているのかといったことを横断的に発信することができなかった。こうした課題を解決するための情報発信の場にも位置づけたい」と同社では説明する。

 社内では、これまでの製品カットの情報発信から、この新たな情報発信手法を「オーディエンスカット」と表現し、その視点でテーマを決めていきたいとしている。

 樋口社長は、かねてから「ワンマイクロソフト」という言葉を使い、日本法人をその方向へと進化させたいとの意向を持っていたが、これまではワンマイクロソフトとして情報発信できる場がなかったともいえる。
 
 もうひとつの理由は、日本法人が来年2月に創立25周年を迎えること、さらに日本マイクロソフトへの社名変更、本社の品川への移転という大きな節目を迎えることが挙げられる。

 これに合わせて、製品カットではない、日本法人としての大きな視点からの情報発信をしていきたいという思惑もあったといえる。

11月1日からスタートしたマイクロソフト日本法人による公式ブログページ。執行役員以上の役職者が、毎週2~3本ずつ、交代でブログに原稿をアップするという。経営陣や各事業の責任者から、どんなッセージが語られるのか、要注目だ。
11月1日からスタートしたマイクロソフト日本法人による公式ブログページ。執行役員以上の役職者が、毎週2~3本ずつ、交代でブログに原稿をアップするという。経営陣や各事業の責任者から、どんなッセージが語られるのか、要注目だ。
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