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 本コラムでは、『仕事に役立つ』プログラムを作って毎週紹介していきます。パソコンやスマートフォンを活用する中で遭遇する「困ったこと」や「できたらいいと思っていたこと」をJavaScriptのプログラミングでバッサリと解決していきます。

 まずは、とあるオフィスでの話から紹介します。最近、研修を終えて部署に配属された新人のM君の話題でもちきりです。パソコンにとても詳しいようで彼に面倒な仕事を頼むと、ものすごく短時間で仕事を片付けてくれるそうなのです。つい先日も、何千件もある顧客のWebサイトをキャプチャーしてWordの報告書に貼り付けるという仕事を頼んだら、ほんの2時間で完成させたということです。

 そこで、M君のその仕事ぶりをのぞいてみたところ、バリバリ働いている風ではないのです。ちょっと手を動かしては紅茶を飲んだりチョコを食べたりと、優雅な仕事ぶりなんです。もしかしてM君は双子なのではないだろうかという人もいるようです。

 さて、皆さんには、もうM君の仕事の速さの理由がお分かりでしょう。そうです、プログラミングです。M君は仕事を片付けるために、簡単なプログラムを組んでいたのです。これは、プログラミングを仕事に役立てているとても良い例でしょう。

 まだまだオフィスには、自動化できる単純作業が溢れています。ちょっとしたプログラミングさえできれば、数時間で終わるような仕事を、2日もかけてやっているなんてことはありませんか(しかも、その作業が毎月定期的に発生するとしたら…どれだけの時間を無駄にしているのでしょう)。

 プログラミングというと、プログラマーの仕事で自分とはあまり関係ないと思う方もいるかもしれません。しかし、実際に手を動かしてやってみると、それほど難しいものではないことに気付くでしょう。特に、昨今では、目的とするプログラムに近いものが、そのままWeb上に掲載されていることも少なくありません。ちょっと書き換えるだけで、自分用途に改造できるものが多いのです。一昔前のように、プログラムを組むために特別なソフトを買ったり、資料を買いそろえたりする必要は少なくなっています。

 本連載で扱う「JavaScript」は非常にお手軽なプログラミング言語です。JavaScriptの実行環境は、OSに標準で入っていますし、プログラムを作るときも、テキストエディター(メモ帳)さえあればほかには何も要りません。

メモ帳だけでプログラムを作ることができます
メモ帳だけでプログラムを作ることができます
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