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 そうそう、こういうものが欲しかった。

 こう感じたのは、サムソンが発売した新しいタブレットコンピューター「GALAXY Tab」を店頭で手にしたときだ。 

 まずはその軽さ。たったの382gである。今年春の発売と同時に買ったiPadは、3G機能のないもの。それでも680g。ちょっと重い。

 GALAXY Tabは大きさも一回り小さい。7型スクリーンで、親指と中指の間にちゃんと納まり、片手で無理なく持ち続けることができる。

GALAXY Tab。アメリカでは通話機能がない状態で販売されている
GALAXY Tab。アメリカでは通話機能がない状態で販売されている
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 iPadは、スクリーンが9.7型と大きく美しくていいものの、なぜか私の場合は、ダイニングテーブルの備え付けパソコンのようになってしまっている。朝の新聞を読んだりレシピを呼び出したりするには抜群だが、どうもちょっと出かけるときや出張に持って行こうという気にならない。職業上、仕事をするならばラップトップを出してキーボードでガリガリと原稿を書かなければならないし、出張にラップトップとiPadの両方を持ち歩くのは重すぎるからだ。

 ところが、GALAXY Tabのこの軽さと小ささは、ちょっとカバンに入れて行っても負担にならなさそうだと、いやに説得感があるのだ。

 しかし、「こういうものが欲しかった」はここで終わるのではない。

 そう言っているのは、単純にGALAXY Tabのおかげではないのだ。その後、GALAXY Tabをハックして携帯電話としても使えるようにできたらしいのだ。そのニュースを読んでから、「こういうものが欲しかった」感がもっと高まったのである。

 GALAXY Tabは、ここ数週間で全米のキャリア店頭に配布され始めているのだが、早くもあるハッカーグループがTモバイルのGALAXY Tabで電話をかけられるようにしたという。

 何でも、GALAXY Tabにはもともと通話機能があるのだが、アメリカ市場モデルはそれを取り除いての発売だったらしい。ハッカーたちは、それを元通りにしてくれたのだ。