PR

 今週、iOS(4.2)のアップデートがありました。また、Nexus Oneのファームウエアアップデート(Android 2.2.1。FRG83D。残念ながらマイナーアップデートでした)もありました。しかし、その体験はまったく違っていました。

 iPadの場合、iTunesをインストールしたパソコンに接続してファームウエアをアップデートしなければならないのに対して、Nexus Oneの方は無線経由で自動的にダウンロードしてファームウエアをアップデートできました。1度、デバイスが再起動しますが、バッテリー残量さえ十分にあれば、外出先であっても特に問題なく行えます。

 ファームウエアのアップデートは、簡単そうに見えて複雑な問題です。単独で行うには、ファームウエアを書き換えているプログラム部分を壊さないようにアップデートしなければなりません。また、途中で失敗する可能性を考慮しなければなりません。

 逆に言うと、パソコンにつないでファームウエアをアップグレードする方法は、安全で簡単な方法なのです。実際、モバイルデバイスの多くは、ファームウエアの書き換えをパソコンに頼るものが少なくありませんでした。パソコン上でプログラムを動かし、これがUSBなどで接続したモバイルデバイスのファームウエアを書き換える方法では、万一書き込みに失敗したとしても、パソコン側にはなんの影響もないので、途中まで書いたものを全部消して再度書き込みを行うだけで済みます。

 iPadもNexus oneも、メモリーやCPU性能的には大きく変わらず、動作しているOSも、別ものではありますが、それほどかけ離れたものでもありません。技術的にはiPhone、iPadでも無線経由でアップデートできない理由はないと思われます。それなのに、一方がパソコンとの接続を必要とし、もう一方が不要なのは、考え方の違いだと思います。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

日経クロステック登録会員になると…

新着が分かるメールマガジンが届く
キーワード登録、連載フォローが便利

さらに、有料会員に申し込むとすべての記事が読み放題に!
日経電子版セット今なら2カ月無料