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 2010年は、各キャリアから多数のモバイル無線LANルーターが発売された。現在の主流は、イー・モバイルの「Pocket WiFi」やNTTドコモの「モバイルWiFiルーター」のように、WAN側の通信機能も本体に内蔵するオールインワン型の製品だ。

 一方、今回取り上げるアイ・オー・データ機器の「WMX-GWBA-01」は、ルーターにWAN側の通信モジュールを内蔵せず、USB接続の通信アダプターを接続して使う。モバイルルーター「WMX-GWBA」と同社製のモバイルWiMAX対応USB通信アダプター「WMX2-U01」がセットになった製品だ。

 モバイルWiMAX通信は、3Gに比べると対応エリアは狭いが、通信スピードは3Gより格段に速い。そのため、「出先でも高速ネット通信を楽しみたい」というハイエンドユーザーを中心に、徐々に支持を広げている。今回はそうしたユーザーに成り代わり、本製品の使い勝手を詳しく検証してみた。

WMX-GWBA-01。店頭価格約2万5000円。UQ WiMAXとの同時契約で割引販売もある
WMX-GWBA-01。店頭価格約2万5000円。UQ WiMAXとの同時契約で割引販売もある
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本製品は、ルーターのWMX-GWBAとモバイルWiMAX通信アダプターWMX2-U01がセットになっている
本製品は、ルーターのWMX-GWBAとモバイルWiMAX通信アダプターWMX2-U01がセットになっている
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 本製品は、モバイルルーター「WMX-GWBA」(上の写真、左側)と、モバイルWiMAX対応USB通信アダプター「WMX2-U01」(上の写真、右側)がセットになっている。このうち、モバイルWiMAX通信の機能を備えているのは、右側のUSB通信アダプター「WMX2-U01」の方だ。この通信アダプターを単独でパソコンのUSB端子に直接挿入すれば、出先でもWiMAX通信を利用することができる。

 一方、かたつむりの形をした左側のWMX-GWBAは、あくまでルーティング機能だけを有したものであり、これだけではWiMAX通信を利用できない。通信をするには、通信アダプタのWMX2-U01を、WMX-GWBA内部のUSB端子に挿入する必要がある。両者を一体化することで、初めてWiMAX対応の無線LANルーターとしての役割を果たすことができるわけだ。

 WMX-GWBAとWMX2-U01は、それぞれ単体でも販売されている。ただし、WMX2-U01は単体でもWiMAX通信できるが、WMX-GWBAはあくまで通信アダプターとセットで使わないと通信できない点に注意しよう。ちなみに、WMX-GWBAは実勢価格1万3000円、WMX2-U01は同1万5000円。セット価格は2万5000円だから、別々で購入するより3000円程度安くなる。