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■不義理なインコ
短歌タカギタイキチロウ
写真やぎさやか
ブックデザイン御堂瑞恵
協力電子書籍部
発行pico
価格投げ銭システム

 今週もiPadに特化したコンテンツをご紹介する。電子書籍の短歌集である。

 短歌集は電子書籍と非常に相性がいい、ということはすでに実証済みだ。

 米光一成氏発案による「電書」という活動がある。電子書籍を手作りし、対面販売しようという「大人の部活動」だ。

 電書は対面販売なので、いつでもどこでも手に入るというわけにはいかないが(直近でいうと、12月5日の第11回文学フリマで購入できる)、iPadやkindleで読めるオリジナルコンテンツを提供するという意味では、最も先端を行く活動だ。

 これまでに百種類近くの電書が販売されているが、その中で最も人気が高いのがマンガと短歌集なのである。iPadの持つグラフィカルなクオリティーと、短歌のもつ自由さが融合すると、すごいコンテンツが生まれるのだ。

 米光氏は対談「電書革命」の中で「電書はコミュニティのハブ(結節点)になる」と語っている。その端的な例が「不義理なインコ」といっていい。

 「不義理なインコ」は、対面販売ではなく、Webから自由にダウンロードできる「投げ銭方式」を採用しているため、正確にいうと「電書」ではないが、考え方はほぼ同じ。今回は「不義理なインコ」の内容と成立の由来について紹介してみたい。

「不義理なインコ」の表紙。紙の本に似せた帯が付いている。中身も凝ったデザインだ。
「不義理なインコ」の表紙。紙の本に似せた帯が付いている。中身も凝ったデザインだ。
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