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 ちょうど1年前くらいの話ですが、米国の保険会社であるSquareTradeの調査(調査レポートはこちら)によると、ノートパソコンの31パーセントは、購入後3年以内に故障してしまうそうです。そのうち3分の1が落下などの事故で、残りが通常のハードウエア故障だとのこと。パソコンに保険をかけてほしい保険会社の調査なので割り引いて読む必要がありますが、意外と高いように思えます。

 そこで、自分が過去購入したパソコンはどうだったか、思い出してみました。以下は、私がこれまで自費で購入したノートパソコンです。デスクトップパソコンは、しょっちゅうパーツを入れ替えているので、除きます。

 その結果は…

過去に私が購入したノートパソコンの存命率は?

●DynaBook 486A
→ウィンドウズ95が登場したときに、デスクトップパソコンに買い替え(壊れなかった)

●DynaBook SS PORTEGE 3020
→自転車から落として壊す(事故)

●Libretto L1/060TNMM
→XPが登場したときに買い替え(壊れなかった)

●ThinkPad X40
→引っ越し後、電源を入れたら起動しなくなった(自然故障)

●iBook G4
→MacBookに買い替えのため、売却(壊れなかった)

●MacBook
→水濡れにより起動しなくなった(事故)

●Inspiron Mini 10
→一部のキーが反応しなくなったため、買い替え(自然故障)

●VAIO P
→稼働中(購入後1年以内)

●VAIO F
→稼働中(購入後1年以内)

●MacBook Air
→稼働中(購入後1年以内)

 2年以上前に購入した7機種中、3年以上壊れなかったのは3台だけでした。故障率は約58パーセントで、毎日持ち歩く携帯ノートを多く購入しているとはいえ、かなりの高率。私は日ごろの行いが悪いようです。31パーセントが壊れるという先ほどの調査結果も妥当に思えてきました。

 ただ、故障した4台のうち、ハードディスクが破損してデータが完全に失われてしまったのは1台だけ。それ以外のパソコンは、ハードディスクを取り出してHDDケースに入れ、新しく購入したパソコンにデータをコピーして救うことができました。

 この救出方法は、「ハードディスクを取り出す」というところが意外と面倒です。特にノートパソコンだと、ハードディスクがどこにあるのか分からない場合も少なくありません。そこで今回ライターの方に教えていただいたのが「Windows PE」の活用です。

 Windows PEは、Windows Preinstallation Environmentの略で、緊急時の作業用に使える特別なWindowsです。このWindows PEをCD-Rに記録しておけば、パソコンが起動しなくなったときにCDから作業用のコマンドプロンプトを起動できます。このコマンドプロンプトからハードディスク内のデータを読み取れれば、USBメモリーなどにデータをコピーして救出できるのです。分解することなく、データを救えるのはかなり便利です。

 ただし、Windows PEのCDを作るにはインターネットに接続されたパソコンが必要です。1台しかないパソコンが壊れてからでは後の祭り。パソコンが健康なうちに作っておくと安心です。詳しい作り方は11月24日発売の最新号(日経PC21 2011年1月号)で紹介しておりますので、ぜひお試し下さい。