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 まずは、この写真をご覧ください。埼玉県川口市にある「カメラのキタムラ」の工場で見せていただいたのですが、何をするものなのか、分かりますか?

「カメラのキタムラ」の工場に鎮座する巨大なマシン
「カメラのキタムラ」の工場に鎮座する巨大なマシン
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 実はこれ、ビデオテープの映像をハードディスク(HDD)へ録画するための機械なのです。

1基のシステムに、8台のビデオデッキを搭載
1基のシステムに、8台のビデオデッキを搭載
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 タワー状になっており、1基当たり8台のビデオデッキを搭載しています。ビデオデッキはいずれもVHSやVHS-C、Hi8、ミニDVテープなどを再生するための古い製品です。

8台のデッキでテープを再生して、HDDに映像を保存
8台のデッキでテープを再生して、HDDに映像を保存
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 8台のデッキでテープを同時に再生して、次々に映像をデジタル化。HDDへ保存した動画ファイルを、別の機械でDVD-Rへ書き込むといった流れになります。キタムラが2010年に本格的に導入した、「ビデオ→DVD」ダビングサービスの“秘密兵器”です。

 キタムラには、2010年11月現在このダビングマシンが10基あり、近日中にさらに2基増設予定とのこと。24時間体制で、合計96台ものビデオデッキがフル回転してダビングし続けるというから驚きです。

 同社のビデオ→DVDダビングサービスの受注本数は月間2万3000本。右肩上がりで増えているそうです。DVDレコーダーやブルーレイレコーダーの普及に合わせて、DVDへのダビング需要も高まっているのでしょう。

 キタムラのほかに、富士フイルム、日本ジャンボー(ケイジェイイメージング)でも、同様のサービスを実施しています。古いテープをカメラ店やDPEショップに持ち込めば、3日から2週間ほどでDVD化が可能です。60分テープ1本を1枚のDVDにダビングする費用は1500~2000円。手間を考えると、決して高くはありません。

 各社サービスの具体的な内容は、日経PC21の最新号(2011年2月号)の特集3でご紹介しています。パソコンを使って自力でダビングする方法や、1本980円でダビングできる激安店のレポートも掲載していますので、ご一読いただければ幸いです。