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 最近はポケットに小銭を入れずに外出することが多くなった。近所のスーパーでの買い物はほとんどSuicaかEdy。値の張るものならクレジットカードを使えば事足りる。SuicaやEdyはいわゆる「プリペイド型」と言われる電子マネーで、あらかじめチャージしておいた金額以内で支払いが可能だ。残額を超えそうな場合はケータイで会計前にチャージすればよい。こんな便利な機能がケータイの一種であるiPhoneでは使えない。いい加減に何とかならないのか、とたまる一方の不満が爆発しそうな時に、次期iPhoneにモバイルペイメント機能が入るかもというニュースが飛び込んできた。

ようやく出て来るか? RFIDアンテナ搭載機

 1月25日、経済・ビジネス専門情報を提供しているBloombergは「iPhoneやiPadに、決済機能を2011年中頃に導入」と伝えた。Bloombergの記事はこちら

 記事によれば、米アップルは既に美容院などのお店に置く受信機を開発しており、サービスが始まれば、全米で急速な進展を狙ってこの端末を広く小売店にばらまくつもりだという。

「アップルがiPhoneやiPadに決済機能の導入を計画中」と報じるBloombergの記事。
「アップルがiPhoneやiPadに決済機能の導入を計画中」と報じるBloombergの記事。
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 実は、アップルのこうしたモバイルペイメントへの取り組みは古くから知られており、2007年12月にはタッチパネルにRFIDのアンテナを組み込む特許を出願、2010年8月にはモバイルコマース担当製品マネージャとしてBenjamin Vigier氏を採用した。Vigier氏は2004年からNFC(Near Field Communication)技術を使った製品開発を手がけてきた人物で、米ペイパルや米スターバックス向けのモバイルペイメントシステム開発の陣頭指揮に立ってきた。その成果が、ようやく日の目を見ることになりそうだという話だ。

 この報道に対して、当のアップルは当然沈黙を保っているが、こうした一連の動きを見ていると、そろそろ実現しそう、と考えることができそうだ。