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 ウィンドウズXPが発売されてから、今年で10年。XPは発売当初、当時主流だったウィンドウズ98に比べて「動作が重い」と評判は芳しくありませんでした。

 しかしその後、評価は一転。98より重かったXPが、今では「ビスタや7より軽い」という理由から根強い人気があります。ウィンドウズがバージョンアップするたびに派手な装飾や、おせっかいな機能を追加して重装備を施していった結果、XP人気が今日まで続いていると言えるでしょう。「日経PC21」の読者も、6割以上の方が現在もXPを利用しています。

日経PC21読者を対象にしたXPユーザーの推移。徐々にXPのシェアは下がってはいるものの、今だに半数以上のユーザーがXPを利用している(複数回答)
日経PC21読者を対象にしたXPユーザーの推移。徐々にXPのシェアは下がってはいるものの、今だに半数以上のユーザーがXPを利用している(複数回答)
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 パソコンが古くなってきたので、そろそろウィンドウズ7への乗り換えを考えている人もいるでしょう。しかし、ちょっと待ってください。XPの“使用期限”は、あと3年もあります。パソコンが壊れていないのなら、マイクロソフトがXPのサポートを終了する2014年4月8日まで問題なく使えるのです。

 とはいえ、長年使ってきたXPパソコンをこれからも快適に使い続けるには、工夫が必要です。知らぬ間にたまった大量の不要ファイルを一掃したり、使わない機能をオフにしたりして、動作を身軽にするメンテナンス作業は必須です。

 例えば、多くのユーザーに不要と言える機能に「エラー報告」画面があります。起動中のソフトに何かエラーが発生したときに「問題が発生したため、×××を終了します」というメッセージが現れて、「エラー報告を送信する」ボタンを押すことで、マイクロソフトに不具合発生時の状況が送られます。その結果、XPの品質向上に役立てられる――ということですが、今さらXPに大きな品質向上は期待できません。

「エラー報告」の画面。今さらXPの品質向上のために、マイクロソフトへエラーを報告する必要はないだろう
「エラー報告」の画面。今さらXPの品質向上のために、マイクロソフトへエラーを報告する必要はないだろう
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 いちいち「送信しない」ボタンを押して画面を閉じているのでしたら、エラー報告を無効にして煩わしい画面を表示しないほうが便利に使えます。さらに、自宅で使っているパソコンなら「システムログにイベントを書き込む」「管理者へ警告を送信する」といった、エラー報告関連の機能をオフにしても構いません。

 いずれも「システムのプロパティ」画面の「詳細設定」タブで設定できます。「エラー報告」ボタンでエラー報告を無効にしたり、「起動と回復」欄にある「設定」ボタンを押して、システムログと管理者への警告を無効にしたりできます。

「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選ぶと「システムのプロパティ」画面が現れる。「詳細設定」タブにある「エラー報告」ボタンや、「起動と回復」欄の「設定」ボタンで開く画面で、エラー報告関連の機能をすべてオフにできる
「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選ぶと「システムのプロパティ」画面が現れる。「詳細設定」タブにある「エラー報告」ボタンや、「起動と回復」欄の「設定」ボタンで開く画面で、エラー報告関連の機能をすべてオフにできる
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 本日(2月24日)発売の日経PC21 4月号では、このほかにも長年使い続けたXPの遅さ・重さを解消するワザを全50ページもの特大特集で紹介しています。ぜひ、ご一読ください。