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 米マイクロソフトが発表した2011年度第3四半期(2011年1月~3月)の決算は、売上高が前年同期比13%増の164億3000万ドル、営業利益が10%増の57億1000万ドル、純利益が31%増の52億3000万ドルとなった。

 この中でWindows 7の累計販売が3億5000万ライセンスに達したことにも触れ、過去に発売したOSと比べても、最速となる販売数量を達成していることを示した。

 だが、アナリストや投資家の間では、当初予想を下回る業績に対して懸念の声も上がっている。特に、Windows部門においては、売上高が前年同期比4%減の44億5000万ドルとマイナス成長。PC市場全体が成長を遂げている中では、気になる結果となった。

 米マイクロソフトによると、ビジネスPC向けは9%の成長を遂げているが、コンシューマーPCではノートPC向けでの40%減を含み、8%の市場減少がみられたことが、Windows部門の業績に影響したと語る。

過去最速の販売数量を達成したWindows 7だが、売上高では4%のマイナス成長となった(写真は、Windows7_HomePremiumのパッケージ)。
過去最速の販売数量を達成したWindows 7だが、売上高では4%のマイナス成長となった(写真は、Windows7_HomePremiumのパッケージ)。
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 だが、アナリストの間では、米アップルが発表した2011年1月~3月の決算で、iPadが469万台を販売したことなどで、タブレット端末の影響を受けているとの見方や、同じく同決算でMacが28%増となる376万台を販売し、四半期ベースでは過去最高を達成したこと比較し、Windows 7の減速ぶりを指摘する。

 なかでも、コンシューマー向けノートPCでの不振は、iPadの影響を受けたとの見方が支配的だ。