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 知り合いのところで、パソコンを別の部屋に移動する必要があったので、無線LANルーターを購入することにしました。フレッツADSLのモデムと有線LANで直接接続していたので、そこに無線LANルーターを付け、パソコンには無線LANアダプターを付けて別の部屋へ移します。コスト的には、LANケーブルを引っ張れば一番安いのでしょうが、その後パソコンを追加する予定もあるとのことなので、無線化するのが一番手っ取り早いと判断しました。

 購入した無線LANルーターは、NECの「Aterm WR8600N」という機種です。深い意味はありません。1年365日電源を入れたままにするのである程度の安心感は欲しいところですし、自分で使うものでもないので納得されやすいように国内メーカー製品で探したところ、とりあえずブランドを信頼するという結果になったわけです。通販で簡単に手に入り、いざとなったら返品もできるようにと考え、ヨドバシの通販サイトで購入しました。自分のものではない買い物は、ある意味、大変です。「なんでこれにした?」と、後から責められるのも嫌ですから。

 ルーターは、IPパケットを扱いつつ、自分自身にもIPアドレスの割り当てを持つため、設定が少しやっかいです。現地での設定で何かあると嫌なので、筆者宅でテストもかねて設定してみることにしました。

 この手のルーターは、ネットワークが構築されていない場所に設置される可能性を想定して、初期設定値が決められていることが多くあります。例えば、初期設定のIPアドレスが192.168で始まる固定のプライベートIPアドレスになっていることも少なくありません。しかし、これは、すでにネットワークが構築されている環境では、結構面倒な状態です。既存ネットワークのIPアドレスが10.200というように異なる場合、既存ネットワークからはルーターが見えないため、ノートパソコンなどをLANケーブルで直接つながないとアクセスができず、設定できないのです。

 Aterm WR8600は、初期状態では、IPアドレスの最下位のみが固定されていて、上位24ビット分はネットワークを調べて自身に設定するようになっています。例えば、192.168.1.xxxというネットワークに接続すると、Aterm WR8600のIPアドレスは、「192.168.1.211」という固定のIPアドレスになります。幸い、この192.168.1.211というIPアドレスは筆者宅では空いていたので、他の用途に使われないようにDHCPサーバーに予約しました。WAN側は、現地でないと設定できないので、無線LAN側だけ設定することにしました。