みなさん、モバイルしていますか? 先日の記事「iPhoneのバッテリーがもたないとお嘆きの方へ(第237回)」)で、iPhone 4をiOS 5にバージョンアップらバッテリー消費が早くなったという事象を紹介しました。この問題に関しては、やはりOSの問題だったようで、バッテリー消費の問題を改善をする「iOS 5.0.1 ソフトウェア・アップデート」がリリースされました。
今回のアップデートに関しては、以下の内容になっています。
- バッテリーの連続駆動時間に関する問題を修正
- iPad(第1世代)のマルチタスキングジェスチャーを追加
- “Documents in the Cloud”機能に関する問題を修正
- オーストラリア英語による音声入力時の認識精度が向上
さらに今回注目なのが、iOS 5以降はOSアップデートが本体だけ実施できることです。今までは、パソコンに接続して、iTunes経由でアップデートする必要ことが必須でした。パソコンに頻繁に接続しているユーザーであればそんなに手間ではないのですが、ほとんどパソコン接続せずにiPhoneを使っているユーザーには手間がかかりました。さらに言えば、iTunesに接続しないとアップデートがリリースされていることに気が付かないという問題もありました。
iPhone単体でどのようにアップデートできるのか試してみましたので、ご紹介します。(なお、iPhone 4のSIMフリー版にてアップデートを行っていますので、国内版と動作が違う場合があります。ご了承ください)。
アップデートは、非常に簡単に実施することができました。iTunesでアップデートする際には、バックアップが必ず行われるため、もう少し時間がかかると思われます。端末のみでアップデートできるのは手軽なため、今後、いろいろなスマートフォンで採用されると利便性が上がると思われます。アップデートによるバッテリー消費の改善に関しては、今後、端末を使用しながら、試してみたいと思います。