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 読者の皆さん、iPhone 4Sお元気ですか? というか、iOS 5の調子はいかがでしょうか? と聞いた方がよいのかも知れない。iOS 5にするとあれこれできることが増えて、うれしいのだが、利用環境によっては宣伝通りに動かないこともあって、悩ましい。私の場合、無線LAN経由の自動同期ができたりできなかったり。利用環境の再設定で解決できたことがあった。同種のお悩みを抱えた方もいらっしゃるだろうから、解決方法の一部をご紹介しておこう。

電池の消費が速い件は、一部解決

 iOS 5にした後、電池の消費が半端じゃなくなる、という問題も発生し困っている人も多かったようだ。iPhone 4Sは最初からiOS 5なので、私の場合、使い始めたらすぐにこの問題が発生して困った。以前に掲載したこのコラム「iPhone 4S、快適! でも、熱い。すぐ電池切れ」で書いたように、朝、満充電で持ち出したiPhone 4Sが夕方には20%を切り、慌てて「位置情報サービス」を切ったり、最後の連絡に備えて電源を落としたりと、苦労させられた。

 主たる原因は、位置情報を取得するという動作が、利用アプリケーションの種類によって常時働き、GPSの電波と3G回線を捕捉する動作を繰り返す、というものだった。特に利用状態に左右されるので、現象が現れる人もあれば、あまり問題を感じない人もいた。特に、位置情報をトラッキングしたり、現在位置によりメッセージを表示させるようなアプリケーションを動かしていて、しかもGPS電波や3G回線の電波が届かないところに居る、という場合には電波を捕捉しようとしてしつこく動作しているようで、それが電池を消耗させていた。位置情報を取得しようとするアプリをあまり使わない人の場合、この現象はあまり起きなかったようだ。

 この電池の消耗問題などに対応した5.0.1アップデートが11月10日に出てきた。私の場合は状況はかなり改善され、丸1日は持つようになった。しかし、完全解決とはならない人もたくさんおられるようで、アップルのサポートページには「困った」メッセージがあふれている(図1)。

図1 11月10日に配付が開始されたiOS 5.0.1アップデートでは「バッテリーの連続駆動時間に関する問題を修正」などの対応が盛り込まれていた。
図1 11月10日に配付が開始されたiOS 5.0.1アップデートでは「バッテリーの連続駆動時間に関する問題を修正」などの対応が盛り込まれていた。
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 この件は、OSの仕組みだけでは解決するのがなかなか困難だ。正確な位置情報を求めてシステムが一所懸命に働く、というのは、アプリケーションが求めている限り必要な動作だ。従って、以前のコラムに書いたように、電池の残りが半分くらいになったら、ユーザーに確かめながら「更新頻度を下げる」「止める」という機能を組み込むなどの措置が必要だろう。5.0.2アップデートにはぜひ、そのあたりのインテリジェント機能を追加してほしいものだ。