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 「アンチFacebook」を標榜するサイトが生まれた。「UNTHINK.com(アンシンクドットコム)」というサイトで、先だってベータ版で一般にも公開された。あのフェイスブックに闘いを挑むとは勇敢、とけっこうな注目を集め、公開後2週間で20万人の登録ユーザーを得ているという。

UNTHINKのWebサイト
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 アンシンクがアンチFacebookを唱えるのは、そのプライバシー設定についてである。Facebookのプライバシー設定の悪評は有名だ。まずややこしい上に、何度も設定方法を変更してユーザーを混乱させてきた。

 それだけではない。たとえプライバシーが漏れないように懸命に設定しても、Facebook上で明らかになる交友関係やユーザー行動、何を買った、どこへ行ったといったような情報はフェイスブックがまとめてデータブローカーに売り、大きな収入を得ているのだ。私がインタビューしたある有名なセキュリティー専門家は、自分がFacebookユーザーだと思っているのならばおめでたい、「あなたは製品に過ぎない」と警告してくれた。

 で、このアンシンクは、そのユーザーのデータを売り飛ばすあたりを異なったビジネスモデルで行おうというものだ。今や8億人のユーザーを抱えるフェイスブックに簡単に勝てるとは思わないが、このビジネスモデルにはちょっと感心するところがあるので、説明しておこう。