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直井研究員(以下直井):所長……、最近、誤送信のニュース多くないですか?私、また見つけちゃいました! 超有名企業さんがメールの誤送信により顧客情報流出です。

平野所長(以下平野):先週も顧客情報流出のニュースが出たばかりだね。

直井:それにしても、どうしてこうした大手企業が顧客情報を流出させてしまうのでしょうか? しっかりとした体制が敷かれて、教育もされているイメージなのに。

平野:そもそも、顧客情報の流出は大企業だけの問題ではないよ。中小企業だって同じようにリスクを抱えているし、実際に顧客情報の流出も起きている。ただ、大手企業の方がニュースになりやすいということかな。どうしても、社会的インパクトの大きいものがニュースになる傾向にあるからね。

直井:社会的インパクトって、企業規模のことですか?

平野:企業規模もそうだけど、流出した情報の件数や内容にもよる。例えば、5件の流出よりも5千件の流出の方が社会に与える影響は大きい。個人名やメールアドレスだけよりも、クレジットカード情報や契約内容などの個人情報が含まれていた方が影響は大きい。ニュースにするのは、企業を攻撃するためではなく、社会に注意を喚起する意味もあるからね。

直井:確かに、クレジットカード情報が流出したってニュースを見たら、その会社のカードを持っていなくても、自分のカード情報は大丈夫かなって不安になります。すぐに確認すると思います。