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 「坂田さんから電話だよ」

 スマートフォンを机上に置いて離席していたら、近くの人にそう言われた。着信があると画面に発信者の名前が出るので、それが見えたらしい。「○○さんから電話だよ」と言われて電話に出るなんて、かつて家族で固定電話を使っていたときを思い出す。すごくしばらくぶりな気がする。折りたたみ式の携帯電話でも、誰からかかってきたか、大抵は開いてみないと分からないからね。

 さて今回は出先で便利なスマートフォンのアプリについて。筆者はいまのところiPhoneを使っている。iOS 5とiCloudが出てくるまでは、どのようにToDo(iOSでは「リマインダー」)を管理するかが懸案事項だった。それまではOutlookのタスクと同期していて(当時の同期はケーブルをつないで行っていた)、同期し損ねるとデータを複数の機器から更新してしまい、タスクが“不整合”になる可能性がある。

 不整合を回避するため基本的には自宅のパソコンで管理し、出先では同期したものを参照するという自己ルールにしていた。したがってToDoに並ぶのは「コラム執筆」など卓上で管理できるものばかりだった。より具体的にいうと、ほぼ「原稿リスト」となっていた。

 (一時はOutlookのタスクを海外のWebサービス経由でiPhoneから参照することもしていたのだが、何かのタイミングで利用できなくなってしまった。代替サービスを探してはいたものの、放置していた)

 今ではパソコンのOutlookからもiPhoneのリマインダーからもiCloudのリマインダーを参照できるようになり、利便性が向上した。もう不整合の心配は要らない。これまでToDoに書き込まなかった「銀行で振り込み」や「インク購入」など、出先での細かい用件も頻繁に書き込んで使うようになった。やることが一気に増えたかのようである。

 ついでに言うと、iPhoneのリマインダーは位置情報を検知してユーザーに通知することもできる。例えばすべきことに銀行振込があり、銀行が勤務地のそばにあったとする。ならば下図のようにリマインダーの「後で通知」の設定で「場所」を「オン」にして、勤務地の住所を指定し、「到着時」を選択しておく。

リマインダーでは位置情報を検出したタイミングで通知することができる
リマインダーでは位置情報を検出したタイミングで通知することができる
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 すると、勤務地近辺に到着するとiPhoneから通知される。もちろん昼休みに振り込みをするために、昼休みに入る前に時間で通知を設定することも可能だ。リマインダーとGPSを組み合わせた面白い機能だ。