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 新型iPadの調子はいかがでしょうか? ポストPC機として、単体活用も十分できることも分かった。しかも、Retinaディスプレイのおかげでできることが増えたり、快適になったりした。あとは、日常使いの機器としてもう少しアクセサリー類を追加して快調なiPad生活のレベルを上げていくことにしよう。

Retinaディスプレイのおかげで外出先で仕事はかどる

 新iPadのディスプレイが商業印刷の解像度と同等以上の緻密さとなって、文字を読む感覚がこれまでとかなり違う。歳を取って何を見てもぼやける傾向にあるが、そんな人間にとってもこの鮮明さはうれしい。大して違いはない、という意見もあるが、利用方法によってはこれが大きな差となる。

 いろんなところで既にレビュー記事がたくさん出ているが、新聞/書籍の閲覧、撮影した写真の観賞、お絵書きや作図などの用途では、かなり気持ちよい操作性を楽しめる。

 私は、外出先で自宅のMacを操作して必要な書類を取り寄せる、といったことを頻繁にやるが、そんな時にRetinaディスプレイで作業するのとこれまでのiPadで作業するのでは雲泥の差が出ている。まずは図1の画面を見てほしい。外出先で自宅の21型のiMacの画面を呼び出したところだ。自宅Macの画面をそのままiPadに表示させ、リモートで画面操作をそのまま行う。使っているアプリは「LogMeIn」だ。ボタン類をマウスでクリックする操作は、そのままiPad上でタップすればよい。ドラッグ操作は画面上に表示されている小さなマウスアイコンを指で操作する。

 iPadの対角9.7型のディスプレイに21型の画面を表示させようとするのがそもそも無謀というものだが、新型iPad上ではなんと、この小さな文字がしっかりと見えている。あまりに小さいので、タップするとあらぬところをクリックすることになってしまうが、そこはiOSの素晴らしさ。二本指で目的の部分をぐいと広げると、しっかりと操作可能なサイズに拡大表示できる(図1、図2)。

図1 「LogMeIn(ログ・ミー・イン)」で21型iMacの画面を全部表示させた。文字がちゃんと読める。iPadでこんなことができるとは、驚きだ。直接画面をタップしてMacを操作できる(「拡大表示」をクリックするとオリジナルサイズの画像が開きます。ご注意ください)。
図1 「LogMeIn(ログ・ミー・イン)」で21型iMacの画面を全部表示させた。文字がちゃんと読める。iPadでこんなことができるとは、驚きだ。直接画面をタップしてMacを操作できる(「拡大表示」をクリックするとオリジナルサイズの画像が開きます。ご注意ください)。
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図2 さすがに図1の状態では操作ミスを起こしやすいが、目的部分をぐいっと広げれば、しっかり操作可能なサイズに拡大表示できる(「拡大表示」をクリックするとオリジナルサイズの画像が開きます。ご注意ください)。
図2 さすがに図1の状態では操作ミスを起こしやすいが、目的部分をぐいっと広げれば、しっかり操作可能なサイズに拡大表示できる(「拡大表示」をクリックするとオリジナルサイズの画像が開きます。ご注意ください)。
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 同じ画面を旧iPadで表示させると、こんな感じで、文字が潰れ、全体を把握するのにいろいろと支障が出る(図3)。この場面は単にファイルのリストがあるだけだから何とか我慢はできるのだが、一覧でサッと目的のものを探し出したい時などはかなり不便だ。実は古いiPadでも、二本指で押し広げれば、文字はクリアに見えてくるまで大きくできるから操作に支障はないとも言えるのだが、やはり、全体像を表示させておいての操作とはかなり違う。この感覚は新聞閲覧アプリなどでも同様で、「日本経済新聞 for iPad」などでも強く感じることだ。

図3 同じことを旧iPadで行った。小さい文字は近づいて見ても読み取れない。拡大してスクロールさせながら操作するしかない(「拡大表示」をクリックするとオリジナルサイズの画像が開きます。ご注意ください)。
図3 同じことを旧iPadで行った。小さい文字は近づいて見ても読み取れない。拡大してスクロールさせながら操作するしかない(「拡大表示」をクリックするとオリジナルサイズの画像が開きます。ご注意ください)。
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