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 連休はモバイルデバイス大活躍の時。新しく購入したiPadやiPhoneたちが今か今かと出番を待ちかまえていることだろう。私の場合、新しいiPadはWi-Fiモデルなので、移動中は何かしら工夫してネットワーク環境を構築しなければならない。日ごろはWi-Fi環境がそろった事務所で仕事をしている関係で、たまの外出時だけ使えればよい。ただし、たまの利用であっても使う時はできるだけ高速で、しかも、人里離れた山や海沿いの静かなところでもつながってもらいたい、とまあ、いろいろ注文が多いが、この条件にかなり近い商品が現れた。「カメレオンSIM」(日本通信)がそれだ。NTTドコモのLTE回線を使って、利用状況に応じて3種類のサービスレベルをオンラインで選べるというユニークな商品である。高速通信メニューには、今何かと話題のLTE通信も選択できる。これなら採用する価値があろうというものだ。

サービスをオンラインで「ソフト切り替え」

 携帯電話やデータ通信サービスの仕様切り替えは一般的に物理的な事務手続きが必要だ。SIMを交換したり、手続きのためにカウンターに出向いて、契約変更手続きすることが多い。ところが、この「カメレオンSIM」は利用形態に応じて3種類のサービスを「オンライン」で選択すると、次回の切り替え時には新しいサービスが利用できる。ネットワークはNTTドコモのLTE回線、ないしはLTEカバー範囲外であればFOMA網を使うので、(ソフトバンクモバイルの回線を使う)3GモデルのiPadよりも、高速、広範囲でのエリアカバーが期待できる。

 サービスはLTEの高速仕様を生かした「高速定額」(30日間、5GBまで5400円)、少し使用頻度が少ない人向けの「Fair 1GB」(120日間、1GBまで8800円)、そして使ったとしても、たまに外でメールのみ確認したいといった人のための「U300定額」(30日間、通信速度300kbpsに制限、2480円)の3種類があり、いつでも次の契約の予約を入れることができる。SIM自体は5800円、購入から21日間はLTE接続でき、上限3GBまで使える(図1)。

図1 カメレオンSIMの契約内容はWeb上に用意されている「My b-mobile」ページで任意に変更できる。4月18日に「高速定額」に切り替えた。それから数日、メールをチェックする程度の利用で現在のところ94MB使用。連休は旅先でがんがん使うので、限度5GBは簡単に使い切ってしまうかも。ホテルや駅などではWi-Fiスポットを見つけてできるだけ公衆無線LANを利用しようとも思う。
図1 カメレオンSIMの契約内容はWeb上に用意されている「My b-mobile」ページで任意に変更できる。4月18日に「高速定額」に切り替えた。それから数日、メールをチェックする程度の利用で現在のところ94MB使用。連休は旅先でがんがん使うので、限度5GBは簡単に使い切ってしまうかも。ホテルや駅などではWi-Fiスポットを見つけてできるだけ公衆無線LANを利用しようとも思う。
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 使い方にムラのあるユーザーにとっては、こういう柔軟な仕組みはうれしい。出張や旅行などがない限りiPadは自宅やオフィスのWi-Fi環境でバリバリ使うが、通勤途中などでは新聞やメールを確認するために何がしかのモバイルネットワークが必要だという人なら、通常は「Fair 1GB」を契約しておき、出張が決まったら出発前に「高速定額」などにセットして出かければ、それまでの契約が満了した段階で次にセットした契約に切り替わる。契約の切り替えは有効期間、ないしはデータ使用限度量を超えた時点で起こる。契約は30日とか120日の期間限定で、他のサービスのように「2年縛り」や「期間中解約の違約金」などは一切発生しない。したがって、やめたいと思えば、オートチャージをオフにして放置しておけばよい。

 日本通信ではLTE対応の通信機能を備えたモバイルルーター「b-mobile4G WiFi2」(3万2800円)を用意している。この端末ならWi-Fi端末10台に同時接続してテザリングできるから、iPadやパソコンを同時にモバイル環境で活用することができる。もちろん、海外購入のSIMフリー版iPhone 3GSなどに挿しても、テザリング端末として使えるが、当然のことながらLTE接続はできないので、想定する利用形態に応じて選択するべきだろう。