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 テレビ番組やCDの音源を無断でアップロードしたりして権利関係で問題になることも少なくないYouTubeだが、世界中のノンキな動物や可愛い赤ちゃんの動画が湯水のごとく見られるようになったのがうれしい。
 YouTubeは、インターネットを面白くしている大功労者だと思う。
 何か1つ動画を見ると、隣に関連動画がズラリと表示されるので、ついついクリックして見始めると止まらなくなってしまうのが悩みのタネ。

 そんなある日のこと、私はYouTubeの動画の下方のバーに見知らぬ「CC」というアイコンを見つけたのだった。
 一時停止とか音量調整といった操作用のアイコンが並んでいる黒いバーね。

 まあ、一般にインターネットで「CC」というと、メールのカーボンコピー(同報メール)の略だと思いますわね。
 そうすると、このYouTubeの「CC」アイコンはクリックすると複数のアドレスに同時に動画のURLを送る的な機能かしらん。
 物は試しにと「CC」をクリックしたところ……アラ、予想外の結果に!

 「設定…」「音声を文字に変換」「字幕を翻訳」「字幕をオフにする」という4つの選択肢。
 まさか? コレ選択するだけで? 英語の動画に日本語の字幕が? 自動で?

 頭の上にクエスチョンマークを激しく点滅させつつ、恐る恐る「音声を文字に変換」を選ぶと、「音声文字変換中…」というアラートが。
 「注意:音声文字変換は、Googleの音声認識テクノロジーを利用して動画の字幕を自動的に追加する試験サービスです」だって。
 何をどう注意すればいいのか分からなかったが、はやる気持ちを抑えつつ「OK」をクリック。

 すると!
 二重丸カッコ的な記号に挟まれて英語の字幕が表示されたぞう!
 コレって自動で字幕にしてるんでしょ? すごいよYouTube。すごすぎるよGoogle。
 みんなYouTubeのこの機能知ってた? 私、全然知らなかったよう。

DakotaWingsBuckshotさんがアップロードした「<a href=Baby Deer trapped in Pool」。自宅のプールで子鹿が泳いでいるのどかな動画と思いきや、「trapped」とあるのでどうやらプールから出られなくなった子鹿を救出する模様の動画らしい。">
DakotaWingsBuckshotさんがアップロードした「Baby Deer trapped in Pool」。自宅のプールで子鹿が泳いでいるのどかな動画と思いきや、「trapped」とあるのでどうやらプールから出られなくなった子鹿を救出する模様の動画らしい。
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下方の「CC」という赤いアイコンをクリックすると翻訳メニュー登場。「音声を文字に変換」を選択するとこのようなメッセージが。
下方の「CC」という赤いアイコンをクリックすると翻訳メニュー登場。「音声を文字に変換」を選択するとこのようなメッセージが。
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あっ、英語の字幕が出た! 動画の音声から自動で字幕を作成しているというからビックリ!
あっ、英語の字幕が出た! 動画の音声から自動で字幕を作成しているというからビックリ!
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