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 ゲリラ豪雨の季節には早いが、こんなことがあった。自転車で出かけようと準備をしていた。都内なら隣駅くらいの距離だ。

 しかし出発直前に、Yahoo!防災速報が配信する情報を、メール受信した。地震・豪雨・津波などの速報をいち早く知らせてくれるこのサービスを登録してあったのである。「豪雨予報 東京都荒川区 激しい雨(30mm/h)」と記されたメールには10分ごとの予想降雨量が記してあり、12時30分から12時40分の間に1時間当たり30mmの激しい雨が降るという。

 外を見るとまだ雨は降っていなかった。だがもし予報が当たれば、30分後に降る。移動中である可能性は高い。メールを信じて、自転車をやめ、都電に乗った。すると道中でポツポツ降り始め、目的地に着くころには大雨になっていた。その時刻、12時34分。お見事である。

 天気の予報には多量のデータ解析とシミュレーションのための演算があるという。コンピューターの処理能力が上がったため、かつては「予報」には間に合わなかった計算も間に合うようになってきたと聞く。すごいよね。

 それはさておき。前に筆者がミラーレスカメラを購入したこと(こちらの記事)を何気なくコラムの編集担当に話したら、「写真は突き詰めればコミュニケーションの一環だと思います」と教えられてはっとした。すごくいい気付きだった。それまで写真とは、撮るという行為も楽しむことも個人的なものとイメージしていた。

 実際にそうだった。当時筆者が撮影するといえば、コンパクトデジカメで出先の気に入ったものを記念に撮ることが多かった。一人で出かけるのが好きなので大抵一人で撮る。後から気に入ったものを見つけてブログに飾り、すてきなものを思い出して楽しむ。自己満足的な楽しみ方が多かった。

 ただブログなどに掲載するので友達が見る。写真に「こんなものを見たよ」とコメント付きで報告して感想を聞くのもコミュニケーションの一環ではある。そのうち、写真とは、このような体験談的な使い方だけではないと気付かされた。。

 少しして写真のコミュニティへ参加した。写真の投稿を通じて、被写体や「これを見た」といった体験だけではなく、写真そのものを媒介して交流できることを実感するようになった。写真そのものを楽しむなら、人に見せたほうが絶対にいいと思う。見られると思えばちゃんとしたものを撮ろうと思うし、アドバイスをもらえたりもする。

 しかしどのWebサイトで公開するのがいいだろう?

 ここは悩むところ。写真を公開する手段はいろいろとある。自分のホームページやブログは定番。サイトなら「flickr」とか、グーグルの「Picasa」もある。多くのカメラメーカーが運営する、筆者が愛用しているような写真コミュニティもあるし、写真雑誌が運営主体となるサイトもある。投稿数に応じてポイントをもらえたり、後者なら雑誌と連動してコンテストなどもやっていたりする。どこも特色がある。

 今のところ筆者の場合、写真好きな人たちに見せるものはメーカーの写真コミュニティに。日常的な報告はTwitterやFacebookで。不特定多数に見られては困る友達や家族の記念写真は、Picasaでセキュリティをかけて共有している。