パソコンやデジタル製品は、使ってみて初めてわかることがたくさんあるもの。この連載では、パソコンが趣味の私、いとうまい子が、気になる製品やサービスを実体験し、企業の担当者に取材します!
ワンセグよりも高画質、新しいテレビの形

8月18日生まれ。愛知県出身。TBSドラマ「不良少女とよばれて」で注目を浴びる。ほかの芸能人に先駆け、自ら公式ホームページ(http://mai.co.jp)を開設したり、NHK「趣味悠々」のパソコン講座で進行役を務めたりと、パソコンが得意。現在は、医療系プロジェクトのナビゲーター役などで幅広く活躍中。
4月に新しい放送局が誕生しました[注]。名前は「NOTTV(ノッティーヴィー)」。月額利用料は420円で、スマートフォンやタブレット端末向けの番組を放送しています。テレビCMを何度か目にしていたので、私も前から興味を持っていました。スマートフォンや携帯電話で見られる放送といえばワンセグがおなじみですが、どんな違いがあるのでしょう。
まずは、NOTTVに対応しているスマートフォン「AQUOS PHONE SH-06D」をお借りして、実際に番組を見てみました。スマートフォンにインストールされている専用アプリのアイコンをタッチすると、テレビ画面がすぐに現れました。私が見たのは、トーク番組の生放送。地上波のテレビやワンセグでは見られないオリジナルの番組なので、新鮮な感じがしました。
チャンネルを変えたいときは、指を画面上で左右に滑らせます(フリックといいます)。チャンネルは全部で3チャンネル。「NOTTV1」と「同2」では、バラエティーやドラマ、プロ野球やJリーグといったスポーツ、音楽など、様々なジャンルの番組を楽しめます。「NOTTV NEWS」は、24時間ニュースを放送しています。
NOTTVを見ていて気付くのは、画質がとてもきれいなこと。ワンセグ放送とは全然違います。NOTTVで使っているのは、アナログ放送の終了によって空いたテレビの周波数帯。13セグメントを取得していて、チャンネルごとに2~3セグメントを使っているそうです。ワンセグは1セグメントですから、その分、高精細な映像を届けられるわけですね。ハイビジョンのテレビほどではありませんが、画面が小さいスマートフォンで見るには十分です。
