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 使用中のノートの端っことか裏の白い折り込み広告なんかにチョコチョコっと落書きするのは楽しい。
 まっさらの紙に描く時はどうしても緊張してしまうけれど、気負わずテキトーに描くと意外といい感じの絵が仕上がったりしてそれがまた楽しい。

 ああ、思い起こせば高校時代、授業中どれだけ落書きしたことか。チョコチョコどころかガッツリ書きまくっていたわたくし。
 先生の似顔絵を描く、その似顔絵を主人公にしてデタラメなストーリーを書く、書いたページを破る、紙を小さくたたんで遠い席の友人に回す……しかし、どうしてたとえどこの席だろうと授業中に確実に手紙を送ることができたのだろう。真面目な子も不真面目な子もおしゃべりな子も覇気のない子も、近隣の席から回ってきた手紙はちゃんと次の子に回すのである。今考えるととても不思議。
 古典の授業中に一番前の席で延々と落書きをしていたら、さすがに「放課後職員室に」とお声がかかったのも今となっては良い思い出。どんな時でも声を荒げることのない新卒の優しい先生だったのにねえ。いやまったく申し訳ないことだ。ヒラノ先生、その節は本当にすみませんでした。

 気楽な落書きといえばiPad。
 布団に寝転がってスタイラスペンでぐにゃぐにゃやっていると、時々妙に味のある絵が描けたりする。ノートの端っこや広告の裏と同じ感覚。
 失敗してもやり直しがきくので真っ白な画用紙よりはずっと気楽だけれど、それでもパソコンでイラストを描く時は、iPadでぐにゃぐにゃする時よりも「よしっ」と気合が入るような気がする。
 なお、マウスよりもタブレットで描くとさらに気合アップ、「よしっ」どころか「よぉしっ」ぐらいの鼻息は発していると思う。「ぬんっ」とか「ふぬっ」などとも言っているやもしれぬ。落ち着けわたし。

 気楽な落書き用にお絵描き系のアプリをいくつか試してみたが、いわゆる「帯に短し襷に長し」状態で、いまひとつしっくりこない。
 私が欲しいのは「アンドゥ(取り消し)機能」と「カメラロールへの書き出し機能」ぐらい。
 使える色はせいぜい5~6色あればOK。色数が多いに越したことはないのだけれど、多すぎると逆に使いにくい。
 さらに「ペンの太さを替えられる」とか「iPadを縦にしても横にしても描ける」とか「TwitterやFacebookに直接投稿できる」といった機能があれば申し分なし。
 あくまでも「気楽な落書き」なので、あまり高機能だと気持ちが萎縮してしまってよろしくない。

私のiPad 2にいろいろ入っているおえかき系&メモ系アプリの数々。
私のiPad 2にいろいろ入っているおえかき系&メモ系アプリの数々。
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