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 「今年の夏も節電しましょう」と、照明をガンガンに浴びて冷房がガンガンに効いているスタジオでテレビのキャスターが叫んでいる。そう言われれば俺も協力しないわけにはいかない。去年は震災で誰もが電気の大切さを知り、われ先にと節電に走った。公共の場所は薄暗くなり、エレベーターやエスカレーターが止まり、地下鉄の駅名の看板照明が消えた。

 ボーとして電車アナウンスを聞き逃すと、次停まる駅を確認しようと駅名看板を見る。しかし目の悪い俺には暗い看板が読めず、停車している駅がどこなのかさっぱり分からなかった。でも大きな地震で被害を受けた人のことを考えたら文句なんか言えない。薄ぼんやりと見える駅名を必死に読んだものだ。

 しかし人間、喉元過ぎれば熱さ忘れるで町は震災前のように動き始めている。駅に無数にあるエスカレーターは再び動きネオンは光輝いている。でも地下鉄の駅名はまだ暗い。

 そしてこれから暑い夏を向かえるに当たり、野田のドジョウ首相は計画停電にならないために原発を再稼働。まあこの件について俺もいろいろ考えがありますが、ここはデジタルを語るコラムなので敢えてスルーしますよ。

 そこで考えた。なぜ夏にたくさん電気が必要なのか? それは簡単、暑いからですね。暑いからクーラーが必要で、そのクーラーをたくさん使うことによって大量の熱い風が町を覆い、なおさら町が暑くなる。なのでクーラーの設定温度が下がり、電気がたくさん使われる。クーラーの悪循環だ。

 そこで俺は考えた。究極の節電とはクーラーを使わないことじゃないか。おいおいクーラーだけ悪者にするのか! と家電業界が怒るかな? パソコンだって熱を発生するし、自動車だって地球温暖化を進めているじゃないかと文句を言うでしょう。

 でも大丈夫、クーラーに変わる家電が新たに生まれます。