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 TwitterやFacebookなどで個人のプロフィールを目にする機会が増えたが、あまりに安易な書き方をしている人が多い。残念ながら「その人らしさ=全人格」が伝わってこないのだ。

 近い将来、名刺交換の代わりにソーシャルメディアの友達になることが増えるだろう。また、履歴書代わりにソーシャルメディアのプロフィールを吟味されるのも“常識”になるはずだ。そんな新時代には、「つまらないプロフィール=つまらない人間」と早合点されかねない。自分の実力に見合い、公私の魅力を存分に伝えるプロフィール作りを今から心掛けよう。

1.“色気”のある顔写真

 TwitterやFacebookで顔写真を使っている人は少なくない。ただし背景が暗いものが多いのは残念だ。画面では小さなアイコンとなるので、顔の細かい表情よりも、背景色が目に飛び込んでくることを考えよう。「この青空だと○○さん」「この赤い壁は□□さん」のように、アイコンの色で覚えてもらえるようにするとよい。自分のテーマカラーを背景にするのである。

2.固有名詞や数字

 人にせよ検索エンジンにせよ、真っ先に注目するのは「固有名詞」と「数字」だ。短い文章で関心を引くためには「普通名詞」と「抽象論」ではインパクト不足。所属企業・団体名から取扱商品まで、固有名詞と数字で具体的に書く。「Tシャツメーカー勤務」と書くより「日本酒Tシャツ百選の久米繊維で『すみだ酒の陣』担当」と書く方が注目を集められるはずだ。

3.地縁・血縁・学縁・社縁

 出身地や住んでいた地域名はもちろん、出身校、過去に勤めていた会社などの情報は、話のきっかけを作ったり、仲良くなったりするために欠かせない“心の合鍵”だ。しかも、多くの説明は不要。固有名詞を並べればよいだけなので、文字数も少なくて済む。ただしここでも一工夫。単に「東京出身」ではなく、「北斎と鬼平の東京下町墨田区出身」とすれば友達が倍増する。

4.好きなモノ・コト・ヒト

 営業の天才だった師から「お客様の好きなものごとが分かれば営業は半分終わったも同じ」と教わった。つまり、好きなものごとを知り合えば、生涯のお付き合いに発展するのだ。それには、「趣味・読書」と書くより、「A.C.クラーク『幼年期の終わり』」「日下公人『発想力講座』「ツイアビ『パパラギ』」などと、好きな分野の愛読書を散りばめた方が“心の合鍵”が見える化して効果的だ。

5.ライフワークと夢

 私の場合、誰かと深く交遊するかどうかの決め手は「ライフワーク」と「夢」の有無だ。心の軸が明確で、我が道を歩む人と付き合えば、お互いに成長できる。例えば「職種はシステム部門、趣味はパソコン」という人でも、「ライフワークは企業IT。システム部門で会社を元気にし、パソコンで社会に貢献します!」と自己アピールしたら、印象は大きく変わるだろう。

6.「驚き×一目瞭然」の写真

 Facebook冒頭の大きなカバー写真は、自分の「顔」と同じぐらい大切だ。美しさや心地よさと合わせて、“驚く画像”で印象付けたい。同時に仕事や自分らしさを一目瞭然にする。私のカバー写真は、青空と砂浜の絶景にTシャツがはためく砂浜美術館の画像。誰もが驚く心地よい壮観であり、自然とアートを愛するTシャツメーカーであることも伝えられるからだ。

7.補足ページへのリンク

 限られたスペースで自分の全てを伝えることは難しい。Facebookでは長文も書けるが、かえって焦点がぼやけることもある。そこで、テーマ別に詳しく紹介するページをブログなどに作り、リンクを張ることで補いたい。商品一覧、作品一覧などを画像満載で作ろう。YouTubeチャンネルに紹介動画をアップして、リンクするのもお勧めだ。

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 プロフィールは、定期的に見直すことも大切。達人のプロフィールを見習いながら、常に改良を続けたい。